ワイン: フランス(ボルドー)の赤(カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー)、2020年
音楽: eric benét / エリック・ベネイ と
TOTO / トト
本日のテーマは、『 イケてるカヴァー・アルバム 』です。
はい、そういうテーマでお届けします。
特に、オチ や ヒネリ は アリマセーヌ…
1枚目のCDは、eric benét / エリック・ベネイ です。
1966年生まれの、ソウルおよびR&B系のシンガーです。
デビュー・アルバムから高評価を得ていましたが、1999年にリリースした2作目
のアルバム『A Day in the Life』が、翌年のグラミー賞にノミネートされてからは、
トップ・スターの仲間入りを果たした感じになりました。
ちなみに、この2作目において、TOTO の「Georgy Porgy」をカヴァーしています。
今回聴いたアルバムは、2014年リリースの『From E to U : Volume 1』で、本日
のテーマにありますように、カヴァー・アルバムとなっています。
Volume 1 とありますので、Volume 2 も見据えた企画だったのだと思うのですが、
ワタクシが知る限り、Volume 2 がリリースされたという情報は得ておりません…
では、まずは、1曲目「Africa」から聴いてまいりましょう。
オリジナルは、1983年に全米で1位に輝いた、TOTO による超名曲です。
原曲が持つイメージを崩さずに、エリック 風のアレンジを随所に施しています。
https://www.youtube.com/watch?v=OkIoR7W1XpI
次は、3曲目「Almost Paradise」です。
オリジナルは、1984年に全米になった、マイク・レノ (ラヴァーボーイ)と、アン・
ウィルソン (ハート)によるデュエット曲です。
エリック は、アイリー とのデュエットで、素敵な歌を聴かせてくれています。
https://www.youtube.com/watch?v=RquMyZqslEA
次は、6曲目「More Than Words」です。
オリジナルは、1991年に全米で1位に輝いた、エクストリーム のバラード曲です。
原曲もギターと声だけのシンプルな構成ですが、エリック は、重厚なハーモニー
を重ねることで、素晴らしいアレンジに仕上げました。
https://www.youtube.com/watch?v=LxSGJ86vj5M
最後は、10曲目「Sara Smile」です。
オリジナルは、1976年に全米4位になった、ホール&オーツ によるヒット曲です。
ピアノ伴奏によるシンプルな構成で、とてもソウルフルな歌声を披露しています。
https://www.youtube.com/watch?v=TMTOfrm40Wk
2枚目のCDは、TOTO / トト です。
〇〇姉ちゃん では、アリマセーヌ…
トイレの会社 でも、アリマセーヌ…
1970年代後半にデビューし、1980年代のAORブームに乗り、多くのヒット曲を
生み出してきたグループです。
メンバーも実力者揃いのため、スーパー・グループとしても知られています。
今回聴いたアルバムは、2002年リリースの『THROUGH THE LOOKING GLASS』
で、本日のテーマにありますように、カヴァー・アルバムとなっています。
全11曲が収録されておりますが、収録された曲のジャンルが多岐にわたって
いて、非常に興味深いです。
彼らの自作の曲は、非常にポテンシャルが高いですが、それはジャンルを超えた
様々な音楽を吸収してきたからなのだ、ということを改めて実感させてくれます。
では、まずは、1曲目「COULD YOU BE LOVED」から聴いてみましょう。
いきなり、まさかのレゲエ曲のカヴァーから始まり、ぶっ飛びませんか!?
オリジナルは、ボブ・マーリー による、1980年に発表された曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=RN5qqNclfh0
次は、3曲目「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」です。
ジョージ・ハリスン が作曲した、ビートルズ による、1968年に発表された曲です。
非常にカッコいいアレンジで、ヴォーカルは、ルーク (スティーヴ・ルカサー )です。
折角ですので、LIVE(動画)の音源でお楽しみ頂きたいと思います。
ルーク のギター・ソロも、とってもカッコ良いです!
マイク(・ポーカロ) は シブ・カッコいいですし、サイモン のドラムスもイケてます!
https://www.youtube.com/watch?v=bt94nXinWqs
次は、9曲目「HOUSE OF THE RISING SUN」です。
邦題「朝日のあたる家」としても有名な、トラディショナル曲です。
ボビー(・キンボール) の声質と、非常に相性が良い曲だな、と改めて感じました。
https://www.youtube.com/watch?v=wVQt9D9HSmY
最後は、11曲目「IT TAKES A LOT TO LAUGH, IT TAKES A TRAIN TO CRY」
です。
オリジナルは、ボブ・ディラン による、1965年に発表された曲です。
ここでのヴォーカルは、デヴィッド・ペイチ です。
https://www.youtube.com/watch?v=kXb8dcpTRzI
このアルバムには、アル・グリーン や、スティーヴィー・ワンダー などのソウル系
の曲もあれば、ハービー・ハンコック といったジャズの曲も収録されています。
紙面の都合上、今回は視聴頂くのを割愛させて頂きましたが、なかなか味わい
深いカヴァー・アルバムなのです!
如何でしたでしょうか。
今回は、『 イケてるカヴァー・アルバム 』に関する記事でした!