ワイン: オーストラリアの赤(カベルネ・ソーヴィニョン、シラーズ)、NV
音楽: JAIMEE PAUL / ジェイミー・ポール と
SALENA JONES / サリナ・ジョーンズ
本日のテーマは、『 スタンダード曲を堪能しましょう! 』です。
本日は、そういうテーマでお届けします。 ← ズバッと単刀直入に…
1枚目のCDは、JAIMEE PAUL / ジェイミー・ポール です。
アメリカの女性ジャズ・シンガーですが、ゴスペルなど様々なジャンルに精通しています。
ジャケットに映っている彼女の写真を見て、勝手な先入観として、線の細い声を想像して
しまっていましたが、実際に声を聴いて、そのパワフルさ、ボリューム感に(良い意味で)
びっくりしてしまいました。
あ、別に声が大きい、とかではないですよ。。。
何というか、厚みというか、深みと言うか、見た目とのギャップを感じました。
まぁ、決して見た目で判断するなってことなんでしょうけどね。。。
紹介するアルバムは、2010年にリリースされた『Sings Standards with Beegie Adair』
というもので、ビージー・アデール のピアノに乗せて、オーケストレーションを添えて、
スタンダード曲を歌ったものです。
また、それぞれの曲は、偉大な女性シンガー達の代表曲でもあり、彼女らに捧げて
録音をされているものです。
では、まずは、1曲目「SOMEWHERE OVER THE RAINBOW」から聴いてみましょう!
素敵な歌詞とメロディを持つ、虹の彼方に、という邦題でも有名なスタンダード曲です。
この曲は、オズの魔法使いで有名な、ジュディ・ガーランド に捧げて録音されました。
https://www.youtube.com/watch?v=tmbNaMS9Y9g
次は、5曲目「SENTIMENTAL JOURNEY」です。
このスタンダード曲は、大ヒットさせた本人、ドリス・デイ に捧げて録音されました。
また、ドリス とこの曲は、ジェイミー の祖父がこよなく愛していたのだそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=Nu8inYywYO4
次は、10曲目「WHATEVER LOLA WANTS」です。
邦題、ローラの望むままに、という曲で、バックのオーケストレーションが素敵です。
この曲は、偉大なる女性シンガーである、サラ・ヴォーン に捧げて録音されました。
https://www.youtube.com/watch?v=J4u-BNUeVxo
最後は、13曲目「LOVER MAN」です。
ジャズ・バラードの名曲で、このアレンジでは、素敵なテナー・サックスのソロが聴けます。
この曲は、偉大なる女性シンガーである、ビリー・ホリディ に捧げて録音されました。
https://www.youtube.com/watch?v=ihWVoQw9VM8
2枚目のCDは、SALENA JONES / サリナ・ジョーンズ です。
アメリカの女性ジャズ・シンガーですが、サリナ・ジョーンズ は、実は本名ではないです。
尊敬する2人のシンガー、サラ・ヴォーン と、リナ・ホーン の、サラ と リナ とを合体
したのが、サリナ なのです。
また、本名のジョアン から、ジョーンズ という名字を作り出しました。
サリナ が、初めて来日したのは、1978年のことで、それ以来、日本という国のファンに
なって頂いたようです。
紹介するアルバムは、2011年、東京でのLIVEを収録した『SALENA The First Live』です。
当日は、豪華なLIVEだったようで、CD2枚分、みっちり収録されています。
なお、サリナ の他には、6人のバック・ミュージシャンがいますが、全員、日本人です。
このLIVEは、多くのジャズ・スタンダード曲が収録されていますが、それと同じくらいに
ポップスのカヴァー曲も歌われています。
その中でも、特に異色なのは、尾崎 豊 の「I LOVE YOU」でしょうか。。。
では、CD-1から、まずは1曲目「HELLO」を聴いてみましょう!
楽器編成やアレンジはジャズそのものですが、オリジナルは、ライオネル・リッチー の
曲なのですゾ!
https://www.youtube.com/watch?v=AmevxHPAJuk
次は、7曲目「WHAT A WONDERFUL WORLD」です。
ルイ・アームストロング によって歌われ、邦題、この素晴らしき世界、で知られる有名な
スタンダード曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=PijuWTig77k
次は、10曲目「HOW HIGH THE MOON」です。
スウィングする感じや、楽しくウキウキするような雰囲気を持つスタンダード曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=wO67K3lz1tk
次は、CD-2から、4曲目「YOU’D BE SO NICE TO COME HOME TO」です。
コール・ポーター によって作曲された、非常に有名なスタンダード曲です。
アート・ペッパー などによる、インスト曲としても名演が多い曲でもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=l-hVO0qRl2Q
次は、8曲目「MY LOVE」です。
元ビートルズ のポール・マッカートニー によって作曲された曲で、愛妻に対してのラヴ・
ソングであり、しっとり落ち着いた曲調の名バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=a6Aw_Qn5ARc
最後は、10曲目「YOU’VE GOT A FRIEND」です。
邦題、君の友だち、としても有名な、キャロル・キング による超がつく名曲です。
多くのミュージシャンによって愛され続け、カヴァーされる曲で、LIVEでも必ず終盤の
ハイライトに選ばれる、特別な曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=zOj4WlIqOzA
如何でしたでしょうか。
今回は、『 スタンダード曲を堪能しましょう! 』に関する記事でした!