こんにちは。今年の連休は久しぶりに全国各地の観光地が大勢の人でにぎわっていたようですね。
先日、底地をご所有の地主様にあるご提案をしてきました。
その地主様は、配偶者様やお子様などの相続人がいない「おひとりさま」で、ご自分が亡くなったあとのご自身の財産について、国のものになるよりはご自分が望まれる慈善団体に寄付したいというご意向の方でした。
そこで、「遺言書を作成しておくこと」と「底地を換金化しておくこと」の2点についてご提案しました。
遺言書については、自筆証書遺言よりも行政書士などの専門家に相談して公正証書遺言を作成し、その遺言の中でご自分がお亡くなりになったあとに寄付したい慈善団体に遺贈する内容を入れておくことや、ご自分の死後に確実に遺言の内容を実行させるために遺言執行者を指定しておくことなどをお伝えしました。
また、慈善団体は不動産などの現物をそのまま受け取らないケースが多いので、底地については事前に売却して換金化しておくことをおすすめしました。
遺言書の作成も底地の売却もお元気なうちに行うことがポイントで、もし何もしないままで認知症になってしまうと、いくらご自分が寄付したい慈善団体があったとしても全て財産は国のものになってしまうこともご説明してきました。
これからの日本は超高齢化社会に突入していくこともあって、おひとりさまの不動産や相続のご相談も増えてくるかと思いますが、少しでもお役に立てるようにがんばっていきたいと思います。
伊藤
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