そろそろコートが必要な季節の到来ですね。

 

先日の決済での出来事なんですが、ちょっとしたアクシデントがありました。

 

それは何かというと「地主さんの実印が欠けてしまっていた」というものでした。

 

決済では司法書士の先生に立ち会って頂き、権利証や印鑑登録証明書、その他必要書類の確認をして頂いて問題がなければ売買代金のお支払いをして無事完了という流れになります。

ここで司法書士の先生に印鑑登録証明書に登録されている印影と地主さんにお持ち頂いた実印の印影が微妙に合わないというご指摘を受けてしまいました。

どうやら原因は印面の「縁」の部分が経年劣化によって一部欠けてしまっており、このままでは法務局で登記申請を受け付けてくれないということなので、急遽別の印鑑を区役所にて再登録申請をすることにより事なきを得ました。

 

地主さんには「ありがとう。初めはどうしようかと思ったけど伊藤さんのおかげで無事に決済出来て良かったよ。」と言われとても嬉しかったのですが、この実印の欠損ケースってホントごく稀にあります。

 

もちろん事前に確認はしますが、決済当日に実際に実印を押印してみると微妙に印鑑登録証明書の印影と異なるという時は再登録申請をするしかありません。

 

ちなみに印鑑で一番欠けやすいのが「縁」の部分で、特に長年使用されていて縁の細い印鑑を実印としてお使いの方は注意が必要です。

 

それにしても無事に決済が終わって一安心です。

 

弊社とお取引き下さいましてありがとうございました!!

 

伊藤