こんばんは、引き寄せアドバイザー・真です。
今日は、「失敗が怖い。完璧でいたいから、リスクを冒して行動できない」という方へのお話。
アルフレッド・アドラーが、こんなことを言っています。
「『仕事で敗北しませんでした。働かなかったからです』
『人間関係で失敗しませんでした。人の輪に入らなかったからです』
彼の人生は完全で、そして最悪だった」
と。
完璧を目指してしまう…という方は心の中に、大前提として、
「完璧であることはすごいこと。能力が高いこと」
という思いを持っていると思います。
でも実際…、私は、
「完璧であるのは能力が低い証拠。向上心を持たず物事から逃げている人間だけが完璧になれる」
というふうに思います。
上のアドラーの言葉でもあるように、まったく失敗しないためには、何にも挑戦しないことです。
「何にも挑戦しないこと=完璧」
です。
つまり、会社で「ミスするくらいなら何もしないです」と一日中ぼーっとしてるだけの人とか、
学校で「嫌われるのが怖いのでなにも発言しません」とまったくの無言の人とか、
就職活動で、「落ちるのが嫌だからどこの会社の面接も受けに行きません」とか、
習い事で「うまくできないのが嫌だから見てるだけでやりません」と見学だけしている人とか、
そういう人こそが完璧!ということです。
どうでしょう?素敵かな?これで満足できます?
ついでに言うと、こういう人と一緒にいて楽しいですかね?
私は、悪いけど「完璧じゃない人」としか付き合いたくないな~と思います(;´・ω・)
そもそもの大前提として、
「完璧になれば人から好かれる」
「完璧になれば人にすごいと思われる」
というところからして大間違いなことに気づいてほしい。そう思います。
たとえば…イチロー選手とかすごいですよね。
彼を見て「まさに天才!完璧だ!」とか思う人もいるかもしれないけど、
現在までの通算平均打率から考えると…、彼は10回中6回は凡打。
失敗してる数のほうが多いと言えますね。
でも、これを、
「10回中10回打てないなんて、完璧じゃないから全然すごくないね」
とか言う人がいるのかな?
もし本気でそう言う人がいたら、
「え、10回中10回打てるなんてことがありうるだなんて、なんであなたはそんなことが現実にあると本気で思い込んでるの??」
って思うかも。
大事なのは、
「いかに失敗しないか」
ではないです。
いかに失敗しないかなら、何にも挑戦しないでいればいいのだから、部屋に閉じこもって悩んでいればその状態でパーフェクトです。
そうではなくて大事なのは、
「『完璧がすごいなんて勘違いを、どうしてしてしまったのか?』について考えること」
だと思います。
そもそもの「完璧=すごい」という大前提から崩すこと。
「失敗=だめなこと」という大前提から手放すこと。
そういう思い込みを手放すことが、根本から失敗が怖くなくなる方法だと思います。
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