英語学習・最高のアウトプットは発表の場 | 石渡誠 Language Teaching for a Better World

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Language Teaching Revolutions Inc.
FORWARD代表 石渡誠

日本人の学習法は概してインプット型と言われていますが、英語教育では、まさにその傾向が問題を生み出しています。

英語を話すことだけをみても、アウトプットが質量ともに足りないことは明らかです。多くの人が、「インプット量を増やしていくのが最初であり、その結果、いつかアウトプットできる」と思い込まされているのではないでしょうか。

私は常々『アウトプットないところにインプットなし』と言っています。例えば仕事の仕方だって、どんなに本や人から聞いても、やらなければ覚えませんよね。英語を使えるようになりたいなら、アウトプットの質と量を高めることを、まず日常の目標にする必要があります。

昨日は、FORWARDの夏の発表会が行われ、知り合いの英語教育関係者3名も会場まで足を運んでくれました。終了後、お食事も共にしましたが、「予想を遥かに超えていました」と興奮して様々な感想を頂きました。

「みんなの目が輝いていて、本当に楽しそうに英語を話していて、日本にもこんなところがあったんですね。こんな光景を見たのは初めてで、びっくりしました!」そのような感想を頂いてとても嬉しかったです。 



しかし、逆に言えば、一般的な教育現場では、そうなっていないことが問題です。そしてその根本原因のひとつが、アウトプットの欠如にあると改めて考えさせられました。

多くの日本人学習者は目標がテストスコアになってしまいます。試験で暗記した知識をもとに、設問に合わせただけの回答をアウトプットする、それでは目が輝いて楽しく英語を話せるようになるわけがないのです。

 

だから、例えば英語劇を題材や脚本からディスカッションして、作りあげて発表することも、素晴らしいアウトプットになります。ただし、「ビジネスプレゼンなら学びたいけれど、ドラマなんて子供っぽいことはやりたくない」という固定概念が大きな壁です。また、コンスタントに集まることも難しいため、誰もができることではありません。

そこで、誰もができることとして、私はスピーチの朗唱を推進しています。年齢や英語レベルに関わらず、誰もができて、奥が深く、知的好奇心も湧き、そして自分や周囲の社会、そして世界をも変えていくことができる方法です。

 



たとえば、たった1日10分でも、アウトプットを日々行い、皆からのサポートや励まし、学びを分かち合えます。オンラインで学び合えるので、地方や海外からの参加も可能です。そして、最高のアウトプットの場である発表会もあります。

なので、FORWARDの受講生だけで練習するのはもったいないと考え、一緒に学ぶ仲間を幅広く募集しています。次回の発表会までの3ヶ月間、ぜひチャレンジしてみませんか?

ご興味のある方に向けて、あと2日間(29日火曜日まで)限定で、学習法説明動画をプレゼント付きで無料公開中です。☞こちらからすぐご覧いただけます。

https://www.forward.jpn.com/rmc-obama-4

アウトプット以外にも、発音やリスニングなど、日本人に足りない英語学習の要点は様々ありますが、それらを補えることができるのも朗唱です。

今週木曜日からは、毎日10分間の新しい練習を一斉にスタートします。ぜひご一緒に練習してみませんか?