②からの続きを書きます。
(実際に、クラブや、バイト等せずに、本当に複数人の仲間内だけでつるんで、あとは家でゲームやPCいじって遊んでるだけという人もいると思います。
個人的にはその時点で、人事職をめざすのであれば、大きく減点だと思うし、ひょっとしたら、人事職を目指さない方が良いのかもしれません。)
先ほどの回答例です。
面接側から、「ずばり考えが甘いんじゃないの?」って言われたら、「確かにそうですね。」と一端受け止めてしまうのが良いと思います。
「確かに大学生活は、年齢的にも同年齢ぐらいで、同学部で同じような趣向をもった方たちで一緒になっているという特殊な環境下で過ごしてきたという自覚はあります。」
「ただし、就職活動を通じて、自分自身、学生生活という組織の中で、限定された人間関係だけの接触となっていて、社会経験が不足していることを自覚しました。」
「そこで私自身は、大学就職課・ハローワーク(しごとセンター)の企画するコミュニケーションセミナーを受講し、実際に色々な場面を想定して、どういう風にお客様と接するか、社員の方と接するか、受講者の方とグループワークを通じて練習してきました。」
「その結果、以前に比べて表情を豊かにしたり、相手の方がどんなところが困っているかをつかみとった上で、自分の考えを適切に伝えたりすることが大切だと自覚することができました。」
「確かにそれでも不十分なところはあって100%できるわけではないですが、普段の生活で意識的にを変えるよう自分から声かけをしてみたりなど、積極的に行動してきました。貴社で入社した後も実経験を積み対応していきたいと考えています。」
みたいな回答はいかがでしょうか。
ここでのポイントは、まだまだ不足していることを、言い張らないで冷静に受け止めるということです。(確かに・・・で受け止めています)
「その上で、自覚した後、どうやって努力しようとしてきているのか、どういう風にかわったのか、今どういう風に行動しているのかを主張できる範囲で伝えたら良いと思います」
ここで具体的な努力を怠っていたら、いくら口先で説明しようとしても、説得力がなく、納得してくれません。
実際に不足しているのなら、それをどう補うか考えて、今できる中で動いていることを主張することが大切です。
つまり、「おっしゃるとおり、こういうところが不足しています。だからできません。」→ここで止まったらだめです。
なぜなら面接側からは、「だったら、だめですね。人事職として不適だと思います。」と言われてしまいますから。
長々と書きましたが、面接ではそんなに難しいことはありません。
ただし、その仕事につきたいのなら、予めイメージしてどんなことがその仕事に求められそうなのか先回りして、スキルが不足しているなら努力する等が本来は必要です。
それがないから落ち続けていると思いますので、そうしたら、与えられた条件の中で、どういう努力をしてきたか(してきているのか)、そこを主張するしかないと思います。
がんばってください!内定を取るための方法は、自分を見つめればきっとあります。