最近、就職・転職活動本のコーナーにいくと、たくさん良い本がでていて、すごく具体的なアドバイスが書いてあって本当に良い本が次から次にでているなという心証を持ちます。
私のお勧め本については、過去に書いた通りです。
基本的に、本をみればあえてここの記事にかかなくても、よっぽど親切で分かりやすいことが書かれていると思うので詳細に書くつもりはありません。
さて、12月1日から、新卒者の方の採用活動がはじまってこれから企業合同説明会に出向かれる学生の方は多いのではないでしょうか。
あるいは、実務経験の浅い方で転職を希望されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
きっと膨大な情報の中で、どんな風に仕事をさがしたらよいか迷われている方も多いのではないでしょうか。
あえていうならば、次の3つのステップを踏んでみてください。
①自分の性格や気質、得意なこと、苦手なことをよく把握すること。
②求められている職種の具体的な力が何なのかどういった能力なのか把握すること。
③自分とその職種の間に、どこがマッチしていて、どこが不足しているか把握すること。
この3つのステップを書いた理由は、このステップをきちんと踏まないと、入社してからも苦労するし、ひどい場合になると退職する羽目になるからです。
ちなみに私自身を参考例に考えてみたいと思います。
①性格:おせっかい焼き、教えたがり。お人よし、心配性。若干優柔不断、繊細。やさしい。気質:のんびりや、おっとりや。(仕事のときはせっかち)
得意なこと:粘り強いところ。前向きなこと。資格取得試験を取ったりなど、困っている人の気持ちをつかむところ。全体をみて部内で連携の役割をはたすこと
苦手なこと:全体をしきってひっぱってまとめていくこと。細かいちまちまとした仕事。字を丁寧に書くなど。
②人事総務→求められること:縁の下の力持ち。全体の方向性を決める。フォロー役を果たす。部内の調整役を果たす。書類作成を確実に迅速に行う。機転を利かす。
③マッチしている点:フォロー役を果たすこと、部内の調整役を果たすこと。
ずれている点:字を丁寧に書くこと。
ここで大切なのは、100%マッチすることなんていうことはなく、③のマッチしているところと、マッチしていないところをしっかり把握することです。(重要)
マッチしていない点は、経験を積んで場数でなんとかなるところもあるし、どうしてもだめなところもあります。
マッチしていない点が多い場合は、最初のスタートで苦しむことが多いと思います。
ですから、自分自身を把握しつつ、職種をみて、求められる業種をみて、なるべくマッチしているところを選んでいくことがポイントだと思います。
ご参考までに、判断の視点例をあげておきます。以下のことを考えていくと自然とどんな仕事が向いているか見えてくるはずです。(ただ、どっちでもいいよという項目については気にしなくても良いと思います。)
どっちを好むか
個人相手に話す ⇔ 大勢の前に話す
自分のために頑張る ⇔ 人のために頑張る
個人相手 ⇔ 企業相手
変化の激しい仕事 ⇔ 毎日同じ仕事
前例踏襲の仕事 ⇔ 次々に新しいことを作っていく仕事
大胆な性格 ⇔ 慎重な性格
一つの仕事にじっくり取り組む ⇔ 同時にいくつもの仕事をこなす
あきらめやすい ⇔ ねばりづよい
集中力が長い ⇔ 集中力が短い
大きい会社 ⇔ 小さな会社
同性が多い職場 ⇔ 異性が多い職場
年齢が高い人が多い職場 ⇔ 若い人が多い職場
転勤が多い職場 ⇔ 転勤が少ない職場
違う人と一緒にする機会が多い職場 ⇔ 毎日同じ人と仕事をする職場
平日休日 ⇔ 週末休日
日中働く ⇔ 夜間働く
体を使う(現場作業など・・) ⇔ 頭を使う(書類作成や企画など、、、。)
安定間のある会社 ⇔ 変化に満ちた会社