九龍浦112年の歴史 日本人家屋街 第十三話 | 真琴日記♪

真琴日記♪

自分の時間と身銭をきって何かを得る事の大切さ。
「出来ない、やれない、無理」じゃ未来は開けない!
「人それぞれ事情があるからね・・」の言葉はやっぱり嫌い。
事情とか明日とか、皆に平等にあるんじゃい!!

九龍浦(クリョンポ)は浦項市内の東部にあり、漁港で有名なところです。

半島の先には「海から出る手」があり、なんとも不思議な所でしたDASH!

 

 

お昼ご飯はこの九龍浦の漁港が見える一般的な食堂で。

頂いたのは「フグの汁ものセット」

ちょっと外したのか、身がほとんどついてなくて食べた気がしなかった~ムカムカ

しかも、店内で馴染みのお客様かなんなのか・・

店員と大声で喧嘩している様子ガーン  おいおい勘弁してくれよアセアセ

 

ここでトイレ男女に行こうと思ったのですが、店内には見当たらない・・

「 화장실가 어디예요 ?」トイレットペーパー

ちょっと不愛想なおじさんが差し出したのは・・・

 

おー、これが韓国ドラマで時々見かける「トイレのカギ」ですなぁ~

不思議な感覚になりながらも、店から出て,鍵を開ける・・

「あーこんな感じか・・ 」が素直な感想アセアセ

韓国に来て初体験満足

何事も経験、経験お祝い                   小便小僧

 

 

口直しにコーヒーショップでコーヒーを飲んだ後に

「日本人家屋街」(일본인 가옥거리)があるというので行ってみた。

海沿いの道から登って行くのですが、さっきまで知らなかった所に行くので

どこが見どころなのかも分からない・・・雨何せ下調べほぼ無し

 

ここまでの雰囲気は、そうだなぁ・・・!

日本で例えると・・熱海の少し南に行った方の漁港な感じ魚魚

私にとっては懐かしい感じのする所だった

 

あしあと  あしあと ここは何だろう~?な感じで進んで行くと

日本っぽい建物や街並みが見えてきた、土曜日なこともあり、観光客も見かける。

誰かに声をかけられた。「写真撮らないの?」って・・

内心「日本に帰れば沢山見る事の出来る風景だからね・・・」思う訳です・・アセアセ

 

 

 

ここで代表的な日本家屋は「橋本善吉さんの家」

その近くにある駄菓子屋で

「あっビックリマーク釜山で両替した時にもらった小銭300₩使えるかなルンルン

 

日本でも売られてる「オレンジガム」ガムが4個入ってるアレです

それを2個買えるかと思ったら、一個しか買えなかったアセアセ

どうしても300₩を使いたかったので、魚の形をした焼き菓子も買った。

 

「橋本善吉さんの家」を覗いてみる事にしたのですが・・

「説明するのでどうですか?」と。浦項の観光ガイドさんが話しかけてきた

まぁ、よくわからないし、「橋本善吉さん」も知らないし、九龍浦と日本のかかわりも

知らないので説明を聞いてみる事にした。

 

《1906年に魚を追って日本(四国の香川)の船が九龍浦に辿り着いたんだそうです。

日本人はここに漁場を持っており漁が出来るが、当時の九龍浦の漁師は漁場を持っていなかったそうです。

漁場として1932年には多くの日本人が移住をし、富を築いた日本人はここに大きな家を建てるようになったそうだ。

それに伴い、様々な店も立ち並び九龍浦の中では繁華街になったそうだ。》

 

ガイドさんはしきりに西日本の地名を出してくるのですが、私は湘南生まれの湘南育ち

今は北国の北海道であり、中部地方から西は用の無い限り行ったことはない。

「저는 홋카이도 에서 왔어요」

미안해요~雨  ちょっと興味が無くなっちゃった・・んです雨

 

 

色々な話は各種「九龍浦のガイドや説明」を見れば分かるので、ここで終わりにして。

ガイドさんに質問してみた。

「実際には韓国人韓国は日本人日本の事をどう思っているか?」

話しを聞く限り、この九龍浦へは移住という形で在り、決して侵略だの統治だのでは

無いと思ったのですが。

産業をもたらし、繁栄もしている。

なにより、この様な日本人に関わる場所を残している。

しかも、橋本さんの家は橋本さんが戦後日本に帰った後に長年韓国人が住んでいたらしいが

2010年には浦項市が買入し復元工事を行ったそうだ。

なんと浦項市は心が広く、また人間的なんだ・・と思った。

 

 

だから余計に、どう思っているのか気になった。

まぁ結論からして「政治的にはどうであれ、民間レベルでは日本人は好き」だそうです。

東洋最大の製鉄会社もあり反映している浦項市、製鉄会社には多くの日本製の機械も導入されており、その機械の取り付け、操作やメンテナンスを含め、様々な面で日本とのかかわりは多い所らしい。※製鉄会社の人の話

日本の事もよく理解しているし、日本語を話せる人も多く好意的な人も多い。

 

 

ちなみに1階には、居間で琴を弾く女の子がいるんですが

琴の横に赤いランドセルがあって、ちょっと違和感雨

学校から帰ってすぐ練習をさせられている感じだったので、ガイドさんに言って

ランドセルはちゃんと片付けてから練習をしますよ、って。

早速直していましたが・・

 

 

ここでガイドさんに「絵葉書(그림엽서)」をもらいました。

日本へ出したらどうですか?と言われ、自分宛に書いて、赤いポストに入れてみた。

そのまま日本に届くという事だったけど・・

5/13現在、まだ葉書は届いていない・・郵便ポスト

 

忘れたころに届くかな・・

 

九龍浦を訪れて思ったことは・・・

どこの国でも「○○国の町、○○国街」とか見かけますが

日本人由来の町は比較的綺麗な街並みで、観光客も大騒ぎする人を見かけない。

また、日本人は当たり前の様な態度を取らない奥ゆかしさを感じる事が多い。

陽気で楽しい民族が悪いわけではないが、他文化を認めなかったり、自文化流儀で行動する思いやりのない人は、見ていて残念だとつくづく思うのでありました。

 

 

 

【今日の韓国語韓国

急用が出来たので:급한 일이 생겨서

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海を見たいのです:바다를 보고 싶은데요