昔のレンズは、マクロレンズ以外は今ほど寄って撮影出来るものもなかったし、
クローズアップフィルターも買ったけど、結局のところ虫眼鏡チックなやつなので、
10年以上昔はこんなの使って接写撮影していました。
※これのソニーEマウント用
カメラとレンズの間に挟んで使うわけですが、これの欠点は何と言っても
これを付けると接写は出来るけど、逆に遠景にピントが合わなくなる、というところ。
被写体との距離感に制限が出るので、そこが面倒ではありましたが、
当時望遠系のマクロレンズがなかった時代だったもので、
花撮影にはコレを頑張って使っておりました。
これ2個セットなんですが、以前いっこ落として失くしてしまったんですよね。
で、まだ残りの10㎜の方はあったはずだと思って掘り出して、
これまた当時使っていた50㎜のレンズに着けて久々にこのセットで花撮りしようかと。
いつもの温室は春の花展が始まっており、ソメイヨシノも既に咲き誇っておりました。
「春の花展」とは、北海道の野に咲く花たちを集めた展示です。
私がカメラに興味を持つきっかけになった・・・かも知れない、オオバナノエンレイソウ。
以前某公園の奥で当時持っていた130万画素(!)のデジカメでこの花を撮影していました。
今でもその写真はどっかにデータあるはず。
この公園の高山植物コーナーで衝撃を受けた花、洋種オキナグサのピンクバージョン。
このモフモフ具合に一目惚れしました。紫の方。
この花は今年の展示で初めて見たような。
オオナルコユリ、というそうです。
お次は八重咲のバイカカラマツ。
そしてお馴染み福寿草。
この後もうちょっと撮影していましたが、やっぱり撮影の制限に限界を感じて
途中でレンズを替えてしまいました・・・
接写リングはもう暫く使わなさそう。今はいいレンズもありますしね。
今はケンコーさん以外にも安いものもあるようなので、
マクロレンズや寄れるレンズ買えない!でも接写したい・・・という人は
試しに一度使ってみるのもいいかも知れません。
(撮影 : 2024年4月4日 百合が原緑のセンター温室)