パチンコ依存症として都遊協のモニターになってきた | アキバのまこさんBLOG

アキバのまこさんBLOG

映像とプロモーションのまこプロ代表が世のため人のために始めたブログです。


東京都遊技業共同組合が開催しているパチンコユーザー対象の「パチンコ遊技歴と依存症リスクの相関研究調査」というものの協力者をやってきた。

事の発端は大崎一万発さんのツイートで協力者を集っている事を知り、詳細を見るとパチンコを遊技する人で25〜35歳までの人を対象に協力者を募っていた。





協力者には謝礼8000円+弁当が出るらしく、金と飯目当てでモニターとして申し込んだ。


俺対象年齢オーバーしてるけど


特に確認をしていないのか、すぐに返信メールが届いたので是とした。

しかしながら、小学生の頃からオヤジとパチンコに通っていた私は誰よりもパチンコと共に時を過ごしてきたという自負がある、きっと彼らの望む典型的なパチンコ依存症として有益なデータを提供できる事に違いないと確信していた。


この日はアキバの友人トド氏も一緒に申し込んでいたので、ともに現場へ向かった。市ヶ谷から眺める川はあいも変わらずセカンドインパクト後の様なグロい色をしている。



現場へ到着。

現場は我こそが最強の依存症だと言わんばかりの猛者が集まっていたが、我々も負けるわけにはいかないと思い最前席を陣取った。


そして開始時刻に現れたのは
「脳科学者 澤口俊之先生」という教授。


今調べてみたらウィキペディアにも掲載され、様々な受賞歴をも戴冠されているビッグネームであった。


私のような捻くれ者は、こういった社会的なマウントを既にとられている人間を目の当たりにすると、自分の精神世界に「マウントカウンター(命名:俺)」という機能が発動する。
自分もそこそこの切れ者であるかのように装い、ターゲットの一挙手一投足を事細かに精査し、最終的にはターゲットに「お主、なかなかの知謀の持ち主じゃの」と、まるで豊臣秀吉が直江兼続を高く評価したような状態に持ち込む事を目的とした、もっともHigh calculationな技である。

このマウントカウンターという機能は、世の中の様々な局面で使用する機会があるので、これを読んでいる物好きな皆様にも手法として身につけ、徳をしてもらいたい。

尊敬出来ない上司や、親、教師、その他目上の人間達にこの機能を駆使し、「自分の思う通りに扱えないが、こいつを手離すのは愚策」と脳、さらにはDNAに叩き込むのだ。
さすればゴリラが火を恐れるかの如く、ターゲットに対してある程度の優位な発言権を得る事が出来るだろう。

まさに戦わずして敗戦を免れる事が出来るのだ。

もっと詳しく知りたい方は会いにきてくれれば酒など交わしつつ説明しよう。
この技を使用する際は必ず「マウントカウンター©️アキバのまこさん」と表記するように。


さて、話はそれたが澤口先生が教壇に立ちどのような挨拶をするのかと期待していたが

まさかの挨拶無し!!

一昔前の見掛け倒しの礼儀を重んじていた自分からすると、きっとこの事態にいたく腹を立て、意識高い系若者のように逆方向への跳ねっ返りなパワーを発揮していた事だろう。

しかし、それが一円にもならない事を知ったここ数年の私は違う。

きっとその辺の安っぽい講師は、まず最初に自分の経歴や実績を流しそうめんのように垂れ流し、その場にいる人々を取るに足らぬ実績で黙らせようとするマウントフロンティアを形成する事に躍起になる事だろう、ある種の承認欲求の思い上がりだ。

それがこの澤口氏には皆無と言っていいレベルであった。



そして今回の趣旨「パチンコ遊技歴と依存症リスクの相関研究調査」のために問題集が配られた。

今回の研究内容としては
・一般知能g Fというものの問題を解いてもらいたい
・数値が110以上は成功する人が多い
という事であった。

テスト内容は「test of g culture fair scale 2 form a answer key」という、日本人の95%の人はお目にかかる機会が無いような問題集である。

この数値を測り、どのように依存症関連の事に活かすのか、それは私の検知するところではないが、結果が知りたい方は言ってくれれば後で教えるとの事。


そうこう言ってる間にテストがスタートされた。

結果はわからないが、手応えは



惨敗



ほとんどまともに答える事が出来なかった。

しかし、気がつけばハイスコアを出したいという思いで、ここパチンコパチスロ遊技時以外あり得ない程に没頭して問題を解いた。

このような形で本気で問題に取り組んだのは19歳の時に大仁田厚が在学しているからという理由だけで明海大学の入試に挑んだ時以来だろうか。

もちろん結果はご存知の通り落ちた。

その時以降、大卒というブランドをお持ちの人間に人間力だけでは絶対負けるまいと生きてきた結果が今の私であり、ようやくこんな自分を好きになる事が出来た。

人が1億人居れば1億個の独自の見解があり、それをカテゴライズし、教えや法の整備、さらにはクソみたいな道徳感情で人をプリズンに叩き込むのが現代社会の平和の維持のスタイルである。

しかし、消極的に聞こえるかもしれないが、そのプリズンは自分で選ぶ事が出来るのだ。

現状の暮らしに満足できぬものの変えようともせずに不平不満を酔っ払って新橋の飲み屋で垂れ流しているおっさん達はプリズンブレイクのやり方を義務教育の過程で見失わされたマッカーサーの被害者達である。

俺たち日本人は米国が恐れた折っても折れない牙をその精神の奥底に宿している、そんな奴らを野放しには出来ぬと優しい人種を作る教育を施したが、俺のような不登校児は幸か不幸かその過程を通っていない。
そんな浮世離れした私に、一般知能gFなどというテストは無理があったと前向きに捉える事にした。


  一通りのテストが終わり、澤口氏は挨拶もなく颯爽と立ち去っていった。
まるで目的を最優先に行動し、目標を達成したら即離脱をするある種のマキャベリストだ、さすが脳科学の先生、銀河英雄伝説のオーベルシュタインのようで好感すら持てる立ち回りだ。


そして我々は手に入れた。




黄金の8千円を


そして、私にはこのブログを読みにくるような物好きな皆様の期待を裏切ることは出来なかった。




ここまでが私の仕事である。
8千円の大切さや重みは重々承知している。

若い頃にフルキャストで日雇いのバイトをしていた頃、100キロのマグロを一日中担がされて手に入れた8千円の重みと何ら変わらない。
その8千円を帰り道にエノカナで溶かしたように、俺は今回もパチンコに溶かさなければならない使命を背負っている。

ある種それはこっち側の人間にしかわからない矜持だ。
むしろ8千円という金額から大海BLACKをチョイスしたあたりを評価してもらいたいくらいだ。


こんな感じで終えた東京都遊技業共同組合さんの協力者になるという人生のイベントだったが、都遊協さんの発信したい趣旨はこうだ。

「昨今のパチンコ依存症問題はメディアが好き放題に煽り作り上げた印象であり実際は関係ないぞ!」という事。

これに関しては180%支持する事をここに明記しておく。パチンコに依存する人間はパチンコが無ければ他の賭博に依存し、結果意思の弱さから自ら崩壊を招く、それをパチンコパチスロのせいにされてはたまったものではない。

これは大いに大賛成だ!!!
東京都遊技業共同組合さん頑張れ!!!


まぁ何故ここまで肩を持つかと言われると東京都遊技業共同組合のHPを見るとファン感謝デーの告知があった。



まさかあのファン感を主催している組織だとも知らず、ファン感プロを名乗って居たとは恥ずかしい思いである。

もう無くなってしまったが、ファン感の日に我らが古巣アイオン秋葉原店で「ダイハード2」のDVDを引き当てたあの日から、僕はファン感プロを名乗っています。

東京都遊技業共同組合さん、僕をファン感プロとして水先案内人に起用しませんか?





-------------------------


酷い番組やってるから暇で死にそうな時に是非見てねー!!

アキバのまこさんぽ その10
いろんな医薬品をレポしよう