披露宴での演出で、こちらも私たちにとっては
一番のメインかもしれません。
それは、「ゲスト一人一人へのお手紙」
今まで、自分が出席した披露宴を思い出してみて、
一番嬉しかったのは何だろう?と考えた時に、
真っ先に「自分へ宛てて書いてくれたお手紙」を座席に置いてくれてたこと。
きっと、皆さんも受け取った経験があるのではないでしょうか??
披露宴って、新郎新婦が主役なワケで、
ゲストはその他大勢の一人というイメージがどうしてもあります。
なので、お手紙を置いてくれるってことは、
「あぁ、私が出席することを歓迎してくれるのかな」
と、ほっこりした気持ちになりますし、
私のことを考えてくれてた時間を嬉しく思い、より一層幸せな気持ちになります。
なので、お手紙は書きたいな~と漠然と思っていたのですが
私自身の友人もいれば、共通の友人もいたりで
どうしようかな~と少し考えておりました。
その時、ふと
「よし 二人から全員に書こう
」
と思いつきました。
これは、今までも私自身経験のないことです。
呼ばれた側(主に新婦)からお手紙をもらったことはあるけれど、
その旦那さんからもメッセージを頂いたことはありません。
初対面だと、向こうも私のことは知らないはずですし、
書く内容さえ思いつかないでしょうし
でも、初対面であろうとお互い大切なゲストです。
初めてお目にかかる方も沢山おりましたが、お互いにこの方はどういう方で
なぜ知り合って、今に至るのか?
の情報を共有すれば、書けると思ったのです。
旦那にその話をすると、
「うん、間に合うかなってのはあるけど、やってみるよ」
と快諾してくれました^^
思いついたのが、もう一か月くらい前だったもので
正直自分自身大丈夫かしら?という不安はありましたが
何より、来てくれる方たちに1mmでも「来て良かった」
と思ってもらいたかったので、やろうと決意しました。
まずは、自分の友人・知人から書き上げていきましたが
お手紙など、まぁまぁ得意の私でも多少時間がかかりました
やはり結婚式でのお手紙だし、「感謝の気持ち」を表現したかったので
「やっほ~!元気?」
というワケにはいきません(^▽^;)
私以上に旦那が大苦戦
普段、男性ってお手紙なんて全く書かないでしょうし、
ましてや仲の良い友達に書くのも照れくさいでしょう。
上司にも何をどう書いてよいのか分からなかったみたいです。
文章も最初、
「○○できるようにがんばる!」
などと書いてたので
「え?これ自分のことじゃん!相手への今までの感謝とかを表現してよ!」
などなど色々注文をつけてしまいました
次はやはり全く知らない彼の友人・知人・上司さん。
旦那にとっても私側の知人は知らないのでお互いさま。
二人で沢山話し合い
どんな方なのか、どんな思いでがあるのかを聞き出し、
お互いに自己紹介や挨拶もかねて、
自分のパートナーがお世話になったことの感謝の気持ちを表現することにしました。
ちなみにお手紙は、厚手の多少大き目の一枚の紙に
上半分は新郎より
下半分は新婦より
書き上げていきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151028/12/makoronpop/94/ae/j/o0534096013467225811.jpg?caw=800)
もちろん、文章は全てオリジナルでその方だけに宛てた内容です。
この機会を逃したら、もう手紙を書く機会のない方も、沢山いるでしょう。
そう思うと、本当に貴重な時間なのです。
私が一番最後に書いたのは、自分の家族です。
やはり、身近なだけにテレもあるし、後回しにしてしまいました。。
全てを書き上げたのは、前日
旦那も、前日にまだ10枚近く残しており、
ホテルに前泊したのですが二人で黙々と手紙を書いておりました
そして、当日の朝にプランナーさんにやっとの思いで引き渡し~
ほ~っと安心です
今回の結婚式で、一番時間のかかった作業がお手紙でした。
でも、おかげで彼側のゲスト、全員の名前をフルネームで覚えましたし、
少しは喜んでもらえたかな
実際、お手紙に感動したと言ってくれた方も多数いて、
お見送りの時、彼の友人の一人が「お手紙ありがとう!」と言ってくれました。
一人一人に新郎新婦の両方からメッセージをもらったことは
今まで一度もないと感激してくれる方もいました。
その言葉を聞いた時、徹夜して頑張った本当に良かったとこちらが嬉しくなりました
そして何より、一人書き上げるのに一時間とかもかかってたりして
頑張ってくれた旦那サマにも感謝の気持ちでいっぱいです。
結婚式って、素敵なドレス着て自分が主役でわ~いって感じじゃなくて
今まで自分の周りにいてくれた方たちへの感謝の時間だなと
改めて感じました。
ちょっぴりでも、お手紙を読んだ方がほっこりしてくれたら
嬉しいです