卒業シーズンの3月
誕生日まではまだ日にちは有りますが、私も有給消化の絡みもあって、昨日が最後の出勤日となりました。
静かにフェードアウトの形を希望しましたが、支社長をはじめ全社員を集めて下さり、こんな名も無き一社員の卒業をみんなで送り出して下さいました。
私は11年間、個人的なお付き合いを極力避けてきたのに…
この二、三日の間に代わる代わる声をかけてきてくれた他の部署の後輩達。
少し意外でもあり、その優しさに心温まる思いでした。
そして、部署の方からのサプライズの贈る言葉、びっしりことばの書かれた色紙、そして大きな大きな花束💐
一緒に戦ってきた同僚の涙。
一度はライバル視し合った彼女からの抱擁。
私は一生忘れません。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
こんなに感動的な日を迎えられたのは、同僚や上司の方達にこの一年半支えてもらえたから。
そして…私の母を施設に預かって頂けたおかげです。(今でも罪悪感が残ります)
卒業の前の晩に、NHKのSONGSで流れた中島みゆきさんのヘッドライト・テールライト
私はこの歌を聴きながら、その歌詞の意味を、その深さを噛み締めていました。
私の一つの旅は終わり、また未来に向かって歩き出します。
その先にまだこんな私でも役立てる事があるのかな…
少しだけ休んだら、その答えを探しに行こうと思います。