色んなことがあった一年、それでも皆元気に過ごしてこられた事は本当に感謝です。
今年一年お世話になった方々、新しい縁が始まった方々、皆さま本当にありがとうございました😊
さて、ご報告となりますが、この年の瀬にご縁があって、岐阜から我が家に新顔のワンコがやってきました。
雪ちゃんです。
雪ちゃんは、繁殖業者崩壊現場からのレスキュー犬です。
そこはいわゆる高齢者が営む繁殖工場だったそうで、百数十頭の子たちが悲惨な暮らしをしていました。
1ヶ月前にレスキューされた時は、抱き上げるとノミダニがボロボロ落ち、💩には寄生虫が蠢く状態だったそうです。😰
現在も沢山の近県の保護団体さんと手分けして、まだ残っている子たちを、数頭ずつレスキューしているそうです。
現場を見てきた代表様の話は、想像を絶する物でした。
地獄部屋という部屋に、使い物にならなくなった子や、売り物にならない子を何日も閉じ込めて餓死させたり、死体を粉砕機にかけて肥料にしたり…
ワンコを、お金儲けの道具としか見ていない人が行う、とても残酷で生々しいお話しでした。
その代表様は一年前脳溢血で倒れ、半身が不自由になられても、ご主人と共に保護活動をされています。
「蛇口を閉めなければいけないから」と前向きに語っておられました。
私には、保護活動されている団体様たちのように沢山の子を救う事はできません。
でもたった一頭の子の命に向き合って、幸せにしてあげる事はできるかもしれないと思いました。
そんなわけで、雪ちゃんはまだ医療の途中の子ですが、その代表様と相談の上、私が雪ちゃんの犬生の責任を持つと言う約束で、本日譲渡してもらいました。
ジャックラッセルのルナのように、家庭犬として育てながら、もしも私以上に雪ちゃんを幸せにしてくれる方が現れれば、その方に雪ちゃんを託す事も考えています。
汚れた狭いゲージの中から助け出された雪ちゃん。
同じ場所でグルグルグルグル回る癖は、これまでの雪ちゃんの生きてきた環境を物語っています。
お散歩もできない、排泄も所構わず。
我が家には、オムツを付けてやって来ました。
そんな雪ちゃんが、いつかステキなレディになれる様、ゆっくりと見守って行きたいと思います。