貞彦252話 『何を言おうが自由』
私は調停の始まりが、
1ヶ月は先になる
よう願っていた。
ぷう助の入園まで
あと1ヶ月となると
ころで、そのまえに
1回目の調停が決まって
しまうと、話せない
ぷう助を一時保育へ
お願いするしかなく
なってしまうから
それは避けたい。
そう思いながら、
貞彦さんがA4の
紙一面に書いてきた
共有の財産リストの
添削をする。
私が引っ越しの時に
持ってきていない物と
最初から家にない物を
しっかりわける内職の
ような作業。
電動歯ブラシ2400円と
書いてあるけど、1度も
購入したことはないし、
ワインセラー、家庭用
精米機、ヨーグルト
メーカー、芝刈り機、
エアコン、バカラの
グラス、エルメスの
お皿…
明らかに購入した事
すらないものを訴えて
お金を要求してくる
なんて、調停はそんな
ことが許されてしまうの？
という疑問と共に終わった
添削を四条先生へメール
で送った。
翌日、先生から返ってきた
返答は、基本的に調停では
『何を言おうが自由』
という事。
ただ、それをいった
ところで印象が悪く
なったり影響があるの
だし、さらに今回は
これだけの物を書いた
ところで、財産として
換算されるものは1円も
ないのだから、貞彦さん
側は何の得もないどころか
マイナスでしかないという。
なぜ、弁護士さんがついて
いてマイナスになる
ようなことをするのか、
そんな疑問が浮かんだけど、
それは調停の時にでも
聞くことにした。
☆まだスマホがなく携帯電話が主流の時の
お話です。
現在は離婚して平穏に暮らしています。
☆個人の特定につながらないよう
一部の表現をかえています。
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絵本とお菓子の紹介です。
最後の最後までお読み頂き
ありがとうございます。
学校や保育園が学級閉鎖、
休園の荒しで大変なことに
なっている思います。
疲れすぎないように…
と思うのは山々ですが、
自分以外にやってくれる
人がいなかったりして、
疲れていても頑張りきら
なくてはいけないのが
現状だったりします。
仕方ないので、時間の
経過とタイミングや隙をみて、
頑張っている自分のエネルギーを
切らさないよう、いっぱい
心が元気になることを
してほしいと思います。