貞彦166話 『弁護士費用』

 

 

3年前に離婚を決意した時は
弁護士さんの事すら頭に
なかった。

それは調べるまでもなく
とんでもない費用に
なるから。

けれど貞彦さんとは調停をこえて
裁判まで行くような気がするから、
それなら覚悟をきめて最初から
弁護士さんにお願いするのが
いいと思う。

問題は費用で、最初に予想して
いた通り着手金、婚姻費用、親権、
財産分与、慰謝料、調停からの裁判など
わかるかぎりでも100万円くらいは
必要になりそうだった。

どのHPでも法テラスという、
費用を貸してくれる制度を紹介
しているけど借りたら
当然ながら返さなくては
いけない。

無職で生活に必要な物だけをもち
家をでて、正社員ではなく
パート勤務で100万の借金を
しながら、息子を育て大学まで
行かせるなんて出来る訳ないと思う。

どう考えたらいいのかと
思い悩み、私の人生はこの先も
不運が確定しているという
設定にしてみた。

けれど携帯電話の料金みたいに
毎月5000円を法テラスに支払えば
(返済)不運は拭われ、あとは
自分次第の人生を手にする
ことができると思ってみるのは
どうだろうかと頭を巡せる。

金額がかわるわけではないけど、
そのほうが前向きにとらえる事が
できた。

そして、ぷう助を大学まで
行かせることが難しい
現実もなんとかしたい。

奨学金もあるけど、経済的貧困の
1番悪いところは、やりたい事や

欲しい物を諦めなくては
いけい事が多い環境になると、
いつのまにか自分の希望を叶えよう
とする心を忘れ、チャレンジするまえに
諦めるのがあたりまえになってしまう事。

報われない環境にいたら、誰でも

頑張る気持ちがなくなってしまう。

先に親が諦めてしまっても
子供は、そういうものだと思って
しまうはず。

そのためには、私自身の心も
教育にたいして諦めないでいられる
答えが欲しい。

すぐに答えはでないけど、
探し続けることにする。
 

 

☆まだスマホがなく携帯電話が主流の時の

お話です。

現在は離婚して平穏に暮らしています。

 

☆個人の特定につながらないよう

一部の表現をかえています。

 

 

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【お気に入りの紹介です】

 

誰もが知っているわらべ歌が

そのまま絵本になっています。

 

『これっくらいの♪おべんとう箱に♪

 おにぎり おにぎりちょっとつめて♪』

おべんとうばこのうた [ さいとう しのぶ ]

この歌のお弁当は、おかずが

きざみしょうがに、しいたけ、ごぼう、

れんこん、フキで今の子供たちに

喜ばれるのはなかなか難しい

ものです。

でも絵本のおかずたちは、

元気いっぱいの笑顔で

さいごにみんなでお弁当箱に

そろうと、とてもおいしそうな

お弁当になっています。

おべんとうばこのうた [ さいとう しのぶ ]

ぷう助が、この歌を寝る前に

歌っていた時はいろいろな

動物たちのお弁当を歌い

ゾウ→うま→ひつじ→ねこ→

ネズミ→ありさんの順で声とお弁当箱を

1番小さくして

「ありさんもおなかいっぱいで、

 すやすやねむりました。

 おやすみなさい」

という終わりにしていました。

↑お勧めの絵本をそろえています。

 

最後の最後までお読み頂き

ありがとうございます。

今年の冬は、コロナもインフルエンザも

流行ることなく元気で過ごせますように。