貞彦106話 『許せない気持ち』

 

 

貞彦さんの部屋をでて
リビングへ戻り、ぷう助を
抱いたまま座ると、ぷう助は
遊び途中になっていた
おもちゃのほうへ行き
再び遊び始める。

私は怒りが収まらず
今すぐにでもこんな家を出て
いこうという気持ちが
あふれそうだった。

どうなってもいい!とまで
思ったけど、そんなことを
実行したら結局、住むところも
ぷう助にご飯を食べさせてあげる
こともできない。

ぷう助にとってこんなに危険な
場所でも、ここにいるほうが
まだマシだなんて、自分の
至らなさがどうしようもなく
悔しくて、怒りの矛先が
貞彦さんから自分へむかった。

けれど、わかりきっている
自分の至らなさを、いつものように
悔しがっているだけなんて、
そのこと自体が悔しくなってくる。

ならば今出来ることや、
少しでも未来のことを
考えようと思った。

貞彦さんのことは
許せない気持ちでいっぱいだけど
わざわざ許そうとするのは

止めることにする。

それが態度にでようと、
堂々と心のままでいようと

決めた。

 

☆まだスマホがなく携帯電話が主流の時の

お話です。

現在は離婚して平穏に暮らしています。

 

☆個人の特定につながらないよう

一部の表現をかえています。

 

 

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