まこぱんだの北陸ガイド/八尾和紙を知ったきっかけ@日本橋とやま館
まこぱんだが実際に行った・食べた・買ったものをご紹介する「北陸ガイド」
12月は、今年の夏に日本橋とやま館で参加した「八尾和紙のワークショップ」を中心にご紹介します。
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富山の越中和紙は、南砺市の五箇山和紙・富山市の八尾(やつお)和紙・ 下新川郡朝日町の蛭谷紙(びるだんがみ)を 総称したもので、昭和59年には国の伝統工芸品に指定されています。
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「八尾」といえば、有名なのが秋の「おわら風の盆」。
三味線、胡弓の音色と甲高い唄が相まった「越中おわら節」に、日本舞踊の所作を組み込んだ男女の踊りで、笠を被った着物の女性の姿を思い浮かべる方も多いと思います。
八尾和紙はもともと「加工する紙」として製造され、薬袋や薬売りのカバンなど、売薬とともに発展したもので、江戸時代から明治初期には多くの家庭で手作業による紙漉きが行われていたそう。
機械化が進み、和紙が衰退していく中で八尾和紙を残していったのが、「桂樹舎」さん。
破れにくさと型染めの特長をもつ八尾和紙の昔ながらの工程を、現在も手作業で行なっています。
参加したワークショップでは、和紙製作工程の中の「糊置き」まで終わった状態のものに、「色差し」をする工程を体験。
使う顔料や染料が、その後に水洗いをしても色が落ちないようにするため、大豆をふやかし、すりつぶして絞った「豆汁(ごじる)」で染料などを溶いて、色を染めていきます。
限られた時間の中で、色合いを考えることや仕上がりをイメージするのが結構難しく、色の乗せ方にも熟練の技があることをしみじみと感じた体験でした。
自分で色差しをした和紙は持ち帰って1日、2日ほど置いて染料を落ち着かせてから水で洗い、糊や余分な色を落とします。
ワークショップで教えていただいた「桂樹舎」さんは、事前に予約をすれば紙漉き体験などもできるそうです。
隣接する「和紙文庫」さんでは、“紙”をテーマに幅広く集められた貴重な民芸品・工芸品が 展示されています。
また売店もあり「桂樹舎」さんの和紙で作られた製品を購入することができます。
私もまだ八尾に行ったことがないので、八尾に行く時には「桂樹舎」さんにも行ってみたいと思います。
ワークショップが行なわれた日本橋とやま館は東京・日本橋にあり、富山県の食品や地酒、工芸品の取り扱いや、観光に関する情報を発信しています。
有楽町の交通会館にも富山のアンテナショップがありますが、日本橋方面に行った際は、日本橋とやま館にもぜひ足を伸ばしてくださいね。
東京駅からも歩いて行ける距離です。
桂樹舎
日本橋とやま館
放送は12月9日(金)20時30分~調布FMにて。
※12月26日(火)20時~20時59分 「Sparkle Express」(敦賀FM)でも同じ内容をご紹介します
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調布FMは、 83.8MHz
聴取エリア:調布市・狛江市の全域、 三鷹市・世田谷区・川崎市多摩区・稲城市・府中市・小金井市・武蔵野市の一部
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