2021年3月にお送りするColorful Daysは、3月12日(金)~3月14日(日)有楽町マルイで行なわれていた「インクルージョンフェス2021」にて、【コード化点字ブロック】をアプリで読み取る体験をしてきた話です。


その体験以外にも、展示やアップサイクル製品の販売、サービスなどの紹介があり、知らないこともたくさんあったので、興味深く見て回りました。


これは丸井グループでの取り組みとして行なわれていたもので、私はたまたまインターネットでコード化点字ブロックの体験が有楽町マルイでできることを知り、有楽町マルイに行ってきました。


ちょうど3月18日が「点字ブロックの日」なので、点字ブロックにちなんだイベントがないかと探して、見つけたイベントで、点字ブロックの日の翌日の放送でご紹介できると思い、今回【コード化点字ブロック】を体験してきた話をご紹介することにしました。


コード式点字ブロックは、石川県の金沢工業大学 松井くにお教授(工学部 情報工学科)の研究チームと、視覚障がい者歩行サポートシステムを手がける W&Mシステム合同会社(東京)で共同研究されている仕組みで、1枚の点字ブロックにつき、2の25乗×4方向、およそ1億通り以上の情報の提示が可能とされ、音声や文字での案内ができるというもの。


視覚障がいの方が音声で認識するほかにも、専用のアプリを使用することで「音声認識」「文字案内」が可能であるため、施設内の場所案内や、観光地でのガイドにも応用させていけるようです。


実際、石川県金沢市では市の協力のもと、金沢21世紀美術館周辺や、国立工芸館周辺一帯にコード化点字ブロックが敷設されており、音声案内でその周辺を辿れるようになっているということなので、コロナウイルスが落ち着いて、また観光ができるようになったら、実際に金沢で「コード化点字ブロック」を探してアプリで読み込んでみたいと思います。



コードを読み取って「音声認識」ができるようになると、点字ブロックは視覚障がいの方はもちろん、「みんな」にも必要なものになっていきます。


ますます「点字ブロックの上や近くに物を置かないで」という呼びかけが必要になるなと感じるとともに、この取り組みが屋内の施設からでも早く取り入れられて欲しいと思いました。


これからも、カラ☆ラジ第1週「点字ブロックステッカーしゃべり隊!」にて、点字ブロックステッカー配り隊!貼り隊!公認PR大使として、発信していきます。



今回のイベント、ならびに「コード化点字ブロック」については、Colorfulstage のホームページで紹介しています。

https://colorfulstage.info/colorfulradio-20210319/




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