ゼロからラジオ番組制作サポート・Colorfulstage まこぱんだです。

 

 

ラジオ番組やってます。

 

っていうと、よく聞かれるのが

 

<声を使う仕事してたの?>

 

です。

 

 

いや・・・それが、ないんですよ。

 

学生時代は、生徒会で・・・ほとんど裏方だったわ。それが好きだったんだけど。

放送委員会ってやったことないわね。そういえば。

 

司会を頼まれるよりも、段取りを頼まれることの方が多かった。

 

 

そして、40代以上の方はあるあるかもしれないですが、「深夜のラジオ放送」。

 

 

まーーーーったく、聞いておりません。

 

ラジオと言えば、英語の勉強のためだけのものだったし。

 

 

大学生になってからですよ。

夜0時を回ったくらいにやっていたTOKYO FMの「JETSTREAM」。

当時は、確か俳優の伊武雅刀さんがナレーションしていました。

 

初めて、「声」に聞きほれるという経験をしたのが、その番組。

 

それぐらいかなぁ。

 

 

ラジオを意識して聞くようになったのは、ラジオを始めるようになってから。

 

 

最初の頃は、自分の声を聴くのが恥ずかしくて恥ずかしくて。

 

でも、編集の練習をしないといけないから、何度も「録音⇒聞く⇒編集」を繰り返し。

一種の拷問かと思うくらい。

 

でも、人間って慣れるんですね。

そして、話し方は意識すると変わってきます。

 

これは私の体験ですが。

 

 

話すのが苦手というのは、ある程度は「技術」、それ以上は「場数」だと、私は思います。

 

声を通りやすくするとか、

発音を意識するとか、

話の組み立て方とか、

 

トライ&エラーを繰り返して、身に付けて行けばいいもの。

 

学生時代に教わったことも、結構ありますよ。

 

 

たとえば、声を通りやすくするには、合唱の声の出し方がヒントになりましたし、

発音は、日本語であれば、国語の時間に朗読をしたと思います。英語であれば、発音記号とかアクセントとかやってますよね。

もちろんリーディングもあったでしょう。

 

話の組み立て方は、数学の証明が参考になります。

数学が苦手な方は、国語の論説文を参考にするといいと思います。

 

表現や抑揚の付け方は、ラジオで話しているパーソナリティーさん(できれば、プロの方)で、色んなタイプの方の話し方を聴いてみたり、テレビだったら特にニュースとバラエティーと両方ある番組のアナウンサーさんの話し方も参考になります。

 

言葉で表す力は、私もまだまだですが、普段気にしていることとしては、ひとつの物事を複数の言い回しで表現できないか考えること。

それもテレビやラジオ、雑誌、そしてブログ記事やニュース記事も参考になります。

 

 

学ぼうと思ったら、意外と周りに材料はあります。

 

話し方の技術が今一つで、習うことで自信をつけられるなら、習いに行くことをオススメしますし、

たとえ自己流であったとしても、「伝えたい想い」があるなら、それでもいいと思います。

いずれにしても「ひとりよがり」にならないよう、聞いてくれる相手を想定することは大事。

 

 

誰に聞いていいかも、何をしたらいいかもわからない中で、私がやってみたこと。

とりあえず、やってみた。

 

 

おかげさまで、ラジオを始めて3年目くらいから

 

「聴きやすい声」

「もともとラジオの仕事をしているのかと思った」

 

と、言われるようになりました。

 

最近嬉しかったのは、以前取材を受けてくれた方にお会いした時に、「さらに、聴きやすくなったし、取材スキルも上がってるよね」と言われたこと。

 

すっごく嬉しい♪♪♪

 

 

ラジオよりもライブ配信の方が好き、という人も多いですし、どちらかというと、YouTuberだったりライバー(配信者)をする人が多いんだけど、ラジオであってもライブ配信であっても、収録であっても生放送であっても、

 

伝えたい想いがあるなら、絶対、下は向くな!!

 

です。

 

 

いくらネタがおもしろくても、

いくら話したいことがあっても、

 

ぼそぼそ言っていたのでは、相手に伝わりませんから!

 

 

声をまっすぐ投げつけるのではなく、遠くに放物線を描いて投げるように、声の軌道をイメージしてみる。

何度かやっていくうちに、声を喉からではなく、「カラダ全体」を使う方が出しやすいことに気づくと思います。

 

ぼそぼそしゃべっていると、単なる「ひとりよがり」に聞こえますしね。

「ひとりよがり」ほど、動画であろうと音声であろうと面白くないものはない!と言い切ります。

 

一方通行であったとしても、相手がいる前提で話せば、下は向きません。というか、向けません。

 

そして、動画配信でも音声でも、やるなら、「伝えたい想い」があることが前提。

技術だけでは、人の心は動かせないですからね。

 

 

・・・熱く語っちゃった。

 

 

結論: 私のように、声を使う仕事をしていなくても、番組は作れます。

今は動画配信を中心に、一般の人もメディアを使う時代になってきていますから。

一億総タレント時代って、誰か言ってなかったっけ?

 

「タレント」って<芸能人>を指している意味のほか、<才能・技量>という意味があるよね。

ということは、誰でも自分の得意なことや才能を披露する時代になった、ってことだよね。

 

 

そこからビジネスチャンスが生まれたり、新しいムーブメントが起きたりするんだと思う。

だったら、動画配信や音声配信を「やってみたい!」と思うなら、やってみたらいいんじゃないかな。

さすがに本職の人たちのように、最初からスポンサーつけて~は難しいかもしれないけれど。

頑張っていることに対して「応援」という意味でスポンサーになってくれる人や企業だって、今後は芸能人じゃないイチ個人にだって可能性あるかもしれないもんね。

 

InstagramなどのSNSでのインフルエンサーのようにね。

 

 

私は動画配信していないけれど、ラジオ番組を創る上でのことが、ラジオを始めたい人だけじゃなく、ライバーさんにもお役に立てれば幸いです。

たまに、こんな話も書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

某スタジオにて。

普段は、宅録ですよん。