その時その時は小さな傷で済んでいたことも、実は古傷と共に傷みを生じることがある。

 

 

久しぶりに、ラジオのことで落ち込みました。

 

 

始めた当初、

 

なんで、ラジオ?今更じゃない?

東京じゃないんでしょ?話にならない。

どうせ誰も聞かないよ。

 

結構、言われました。

 

 

もって2~3年、出来ればいい方だよ。

みんな、最初は意気揚々と始めて、すぐに辞めていく。

 

 

最初は色んなコトを言われましたが、半分聞き流して無我夢中でここまでやってきた・・・ような気がします。

辞めないで来られたのは、「へんしゅーちょー」という責任があるような、一応責任者という立場を自分で作ったから。

 

 

わたし、辞めるねー または しれっとバックれる

 

 

では、済まされない。

 

そんなことをした日には、二度とその局に、その番組には戻れないですよ。ほんと。私はね。

いくら周りが「いいよー戻っておいでいよ」と言われても、逃げた自分が恥ずかしいと思うから。

 

 

追い込んでいるといえば、追い込んでいるんだけど、それでも「やっていきたい」と思う気持ちの方が勝っていたから、ここまでやってこられた。

 

ここ1年くらいは「ラジオなんか」っていう声は、ほとんど(ゼロじゃないけど)なかったものの、久しぶりに間接的にだけど

 

 

みんな、ラジオなんかよりUSENにリクエストしようぜ

 

 

という、あるミュージシャンがやっているSNSにファンが書いたコメントを見てしまった。

 

そのミュージシャン、うちの番組で音楽かけていて、かつ、来月は取材でも出てもらいます。

(だから取り下げるってことはないですよ。個人的にも応援していますし。もちろん、今後もね。)

 

 

それで、久しぶりにズドンと落ちたわけ。

復活したけど。

 

 

復活する途中で、

 

あ、コメントした人はUSENは聞くけどラジオは聞かないのかも知れない。

普段聞かなくても、好きなミュージシャンが出る・曲が流れるっていうのでも聞かないんだろうなぁ。

 

と同時に、

 

聞いてもらう、聞きたいと思ってもらう努力がまだまだ足りないってコトですね、わかります

 

とも思ったんですよ。

 

 

 

ラジオ番組を作る私や仲間が楽しくなかったら、絶対その番組は聞いていて楽しくない。

 

見えないけど、きっと電波(インターネット放送も含めて)に乗って、声から感情を感じ取ってしまうのかもしれない。

 

だから、まずは「自分が楽しむ」。これが1番。

 

 

次に、自分だけが楽しければ何でもいいのかっていうと、そうじゃない。

内輪ウケしかしない話ばかりでは、聞いている人たちは疎外感を感じるでしょう。

「聞いている人がどう思うか」

これを考えながら、話を組み立てていく必要がある。

 

 

 

そして、「ラジオでしゃべってまーす」「パーソナリティーでーす」と言いたいだけの人は別として。

「聞いてもらう」ために番組を作っているのであれば、「知ってもらう努力」は必須のはず。

 

私も毎回、「まだまだ足りん!!」と反省しつつ、時間に追われてできなーいと反省。

まだまだ工夫する余地はいっぱいありますね。

 

 

 

ここまでは、落ち込んだときに考えることなんだけど、今回はこれに加えて、

 

 

別に聞きたいと思わないなら、聞かなきゃいい。

出たくないと思うなら、出なきゃいい。

 

でも、

 

聞いて欲しいと思うなら、言わなきゃ。

黙っていたらわからない。

黙っていても周りが情報を取りに来てくれるほど有名人なのかと小一時間。

自分の情報ぐらい、自分で出せ!ということですね。

 

 

言っても聞いてもらえないかもしれない。

それならそれでいい。

本当に自分を大切にしてくれる・応援してくれる人なら、聞いてくれたり情報をシェアしたりして、何かしらプラスのことを還してくれる。

 

 

その時々で流行はあるけれど、流行っていないから使えないんじゃないくて、前に来たチャンスをどう捕まえて活かすかが大事なんじゃない?

 

 

取材などでお誘いして、「あーーーーー」という煮え切らない返事の場合は、一旦引っ込めます。無理はさせません。

逆に、こちらから次にお声を掛けるかどうかは、わかりません。

 

今まではタイミングを見計らって再度声かけしてもいたけれど、もうそういうことをする時期は終わったんです。

 

12月で3年になるラジオ番組。

そろそろ私も次のステージに上がる時なのだろうと感じています。

熊野三社、天河弁財天、玉置神社にも行ってきたしね。

ある意味、脱皮してきたのかも。

 

「ラジオなんか・・・」という人よりも、ラジオを楽しんでいただける方を最優先します。

そして声を掛けたときに返事がある方を最優先します。