たんなんFMで市民パーソナリティーをしています。まこぱんだです。
たんなんFMって福井県鯖江市に放送局があるんですよ。
で、コミュニティFMなんですよ。
通常、コミュニティFMって地元の人しか聞かないし、地元の人しかパーソナリティー受け付けませんっていうところが多いんですけどね。
「誰でもマイクの前へ」という理念の局なので、関東に住んでいる私も参加できるわけです。
しかも、福井県出身じゃないしね、私。
静岡生まれの千葉育ち(香取神宮があるとこ!)。
友人が先に始めていて、誘ってもらったのが、きっかけ。
そのおかげで、今の私がいます。
ラジオパーソナリティーを始めて変わったなぁと思ったのは、
*さらに物怖じしなくなった
*移動距離が長くなった
*活動範囲が広がった
と、いうところ。
もともと人見知りしないから、取材で「はじめまして」も全然平気!
好奇心旺盛なんだけど、それを表に出してなかったのが、「ラジオだから」という一言でバンバン表に出せる。
それが、いい。
移動距離も、都内に出るだけでも長いと思っていたのに・・・
今や「鎌倉?あ、近い近い」。
距離感覚、おかしいから(笑)。
福井だって「寝て起きればついてるし」だもの。
当然、それに伴って活動範囲も広くなる。
そのうち「海外もふらっと」・・・それはないか。まずは国内だな。うん。
取材をするようになって、最初は苦痛だった「会話の<間>」も、引き出すためには<間>も必要だということがわかってきた。
これも大きな収穫。
ずっと「自分はおもしろくないから、人が寄ってこないんだ」って悩んでいたんだもの。
話し方を学んでも、面白いことや心に刺さることが言えないから、「きっと一緒にいてもつまらないんだろうなー」と思ってしまっていたのよね。
今?全然そんなこと思いませんよ。
おもしろいことを言う人がよかったら、そちらへどうぞ。
私は自分の「素」でいくから。
それがいいという人は、絡んでみてください。
という、スタンス。
楽だねー。楽になったね-。
ラジオって「声」が勝負なのね。
きれいな声とか、聞きやすい声というのではなくて、
声に全てが現れる から。
声は嘘をつきません。いや、つけません。
(だから嘘発見器があるんだろうし)
どんなに繕っても、ボロボロはがれてくるのが、実はラジオ。
だから、「素」で勝負になる。
人が認識するのに視覚が70%って言われている。
だからyoutubeや、スピード力を活かしたライブ配信が人気。
それに向いているコンテンツもあるから、それはそれでいい。
一方で、認識が30%以下の聴覚だからこそ、「いかに<耳>に残るか、残せるか」ということも大切なのではないか・・・と思う今日この頃。
「素」で勝負するためには、自分を磨いていく必要がある。
もちろん、「ありのーままのー」でもいい。
成長しないという意味で変化しないままでも、いい。
それは話す側が決めることだから。
その点で言えば、私は変化することを望んでる。
時には立ち止まっても、気持ちはいつも一歩前へ。
そのマインドの変化が、ラジオを始めて一番変わったことなんだろう。
始める、と決めてから3年。
これからの自分にも、自分で期待するのです。
相棒のれいれいさんと。


