自己犠牲。
「あーーーーー」と思う方も多いでしょう。
私もそのうちのひとりです(笑)。
時には仕方がない時もありますけどね。
自分で納得して行う分には自己責任ですし、わかってしていることですから。
でも・・・人から「尽くしてくれて当たり前」「あなたが犠牲になるのは当然」と思われながらは、もうまっぴらだと思うのです。
今回は、いつもと逆パターンで書いてみました。
特に意味はありません。なんとなく。
「お互い様」という気持ちが片方にしかない場合。
相手が自分の利益しか考えない場合。
往々にしてありますよね。
そこで相手を「自分勝手だ!自己中だ!!」と責めたってしょうがない。
変わらないですもん。
相手が自己中だというのがわかったらどうしましょうか。
自分に押しつけてきたとわかったら。
「あなたの優しさ」に甘え・・・いや、つけ込んでいると思ってもいいぐらい。
本来なら、Give & Take 。
なぜ一方がGive & Give & Give...としなくてはいけないのでしょうか。
相手によっては、あなたがGiveだけになることもあります。
それでもあなたが納得していればいいだけのこと。
「犠牲」と感じるところに問題があるので。
子育てや介護とはまた違います。
「他人」ですからね。責任をそこまであなたが持つ必要、あるでしょうか。
そして、あなたが他人である相手に対して「犠牲」と感じるのは、
相手方の言動にも要因があるのでしょう。
「あなたが犠牲になればいいのよ」
「あなたは一生私たちに尽くせばいいのよ」
この台詞は私が実際に言われたものです。
そう言われて嬉しい人は別として、カチンとくるのであれば、これを大切にする必要があります。
それは、
自己の尊厳
あなたがもっと「自分」を大切にする、ということ。
褒めて欲しいから、認めて欲しいから。
それは、すっごく自分を追い詰めることになってでも、やりたいことですか?
優先順位を全て相手にしてしまうのは、あなたの重要度が下がっていること。
できることは、する。
できないことは、断る。
あ、当たり前のことなんですけどね≧(´▽`)≦。
断って崩れる関係なら、どこかで崩れます。
それがたまたま「今」になるだけのこと。
相手も、あなたのことを本当に考えてくれるなら、ちょっとしたことで関係は崩れないんじゃないかしら。
薄氷の上を歩くような脆い絆にしがみつくことは、そろそろやめませんか?
あなたが自分をもっと尊重した上で、その人のために何かをしたいと思ったときに、そうすればいいのです。
あなたの優しさは、あなたの自己尊厳の上に。



