十干と十二支を合せた(干支=かんし、えと)、一番最初の日。

次回は、6月11日(土)です。
※毎週土曜日は14時からたんなんFM【煌☆すまいる】ですよー。
 はい、宣伝です(笑)。
あ、そして「日盤」が切り替わる日でもあります。
今回は<隠遁始め>です。
夏から冬に向かうから。


はい、話を戻します。

陰陽五行の【木】の中の最初である【甲(きのえ)】。
「え」と語尾につくのが、<陽>として先に来ます。

ちなみに「と」と語尾につくのは、<陰>として陽の後に来ます。
だから【木】の陰は【乙(きのと)】。

そして十二支(年賀状でもちいるアレですよ)の中の最初である【子】。
ね・うし・とら・う・・・・というように数えていくでしょ?
その【子(ね)】です。


最初と最初を組み合わせたのが、【甲子(きのえね、こうし)】。

ものごとの始まりとして<吉日>とされています。


この組み合わせ、年・月・日で存在します。


プロ野球が始まって、縦縞しましまのユニフォームであふれかえる「阪神甲子園球場」。
こちらは【甲子】の年に作られたから、<甲子園>。
大正13年に作られたんですって。



<子>は、年賀状で使う「干支」では<ネズミ>のイラストを使ったりしますよね。

大黒様のお使いが<ネズミ>。
ということで、大黒様をお祀りしている神社仏閣では、甲子の日は大黒様のご縁日として、所願成就の御祈祷をされているところも。


「はじまるよ~」という氣をいただきに、お近くの大黒様をお祀りしているところに出向いてもよいかもしれませんね。