あの人にこれだけのことをしてもらったと、じっくり考えるのは、その人が召されてから、なのかもしれない。
実家からの帰り道にふと、そう感じた。
ちょっとあることで気持ちが塞いでいたこともあるんだけど。
(子ども産んで育ててないからわからないよね、とかね、他にもね)
感情の受け取り方次第なところも大いにあることなんだけれど。
自分が「こうしてあげたい」と思う気持ちは、相手にダイレクトには伝わらないことが多い。
そして、自分も「わかっているけどさ」を含めて、感謝をしてきたのかと考えたら、ちゃんとやってきてなかった。
周りから色々としてもらってきたことを、今は周りに返している時期でもあるんだろう。
そして、できるなら大切な人たちが天に召されてから気づくのではなく、今から大切さに気づいて行動できるようにしたい。
当たり前のように明日はくるけれど、その人にとって明日が当たり前に来るのかどうかはわからない。
こんなことを書くのはもう一つ理由があって・・・
昨日、操作ミスで携帯の電話帳をちょっと上書きかましてしまって・・・
リカバリーしてみたんだけど、やっぱりどうにもならないのが数件・・・
今アクティブにつながっている相手ではないけれど、
たぶん私から連絡しなければ、来ない方が多いけれど、
ちょっとブルーになっていたんだよねぇ。
まあ、連絡がつかなくなったらそれはそこまで。
お互い自分の環境が変わったときに、もう一度出会うこともあるし、離れたままになることもある。
そんな「風任せ」的な自分も大切なんだけれど(運に逆らってもしょうがないし)、
大切な人には「いつか」ではなく「その時、その時」大切にしていこう、と思う。
自分にだって、いつか終わりは来るのだから。
その時にできる限り後悔をしないように。

