夏は早朝と夜が好き。
理由?
昼間よりは涼しいから(笑)。
太陽が顔を出すのが早い朝。
そこに涼しい風が吹いたら、すごく心地よい。
太陽が沈んでからの夜。
暑さは残ってるんだけど、冬に比べて明るさがあるような気がするんだよね。
花火の鮮やかさが映える夜の空色。
冬の夜は、それはそれで好きなんだけどね。
ただ花火はやっぱり夏の夜空が似合う。
2000年の正月に病院で花火を見たけれど、冬の夜空にあがった花火はその鮮やかな色のトーンが一段落ちていて、とても儚げだった。
病院で見ていたからかな。心象風景が変わるからね。
昼間は暑いけれど、それはそれで好きなんだよね。
冷夏だと寂しいもん。
暑い!といいながらスイカを食べたり。
暑い!といいながらアイスを食べたり。
体はあまり冷やしたくないけれど、「ひんやり」したもののありがたみがとてもよくわかる。
そして、夕暮れ。
特に8月のお盆あたりの残暑の夕暮れ。
暑さが少し和らいで、周りの音が「しーーーーーん」と静かになるときがある。
なぜだろう、小さい頃から。
夏の夕暮れの静けさの中で、置き去りになった自分を感じる。
ほんの一瞬の話だけど、まるで時間が止まったような錯覚。
もう秋が来ているからなの?
「しーーーーーん」と静かな空気の中で、過去に想いを馳せる。
賑やかな時間と静かな時間のコントラスト。
鮮やかな色を散りばめながら、一瞬の静けさをもつ夏の時間が私は好きだ。