髪の知識!Part15 欧米人との違い | 美容師の独り言 Liebevoll

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アラフィフ美容師の呟き
身体を鍛えながら
気ままに生きてます。

さて、前回の続きです。
今回も美容師向けかもしれませんが
一般のかたも知っているだけで
カラーリングの楽しみや
失敗もすくなくなります。

メラニン色素の違いは
カラーリングにかなり影響します。
ただ薬剤を使えば染まる訳でないから
髪質の見極めが大事なのと
薬剤の中にはどのくらいの
色素があるのか理解しなければ
いけません。
お客様に協力をお願いしました。
photo:01


地毛がの伸びてます。
ナチュラルな7Lvのアッシュが
もともとの色です。
日本人が好む色が地毛な訳です。
前回のハイライトは3色
photo:02


今回も3色使いました。
ここで大事なことは
日本人とは違う染まりかたをするので
日本のチャート(色見本)は
役にたちません。
残念ながら薬剤も日本製ばかり
ですから、薬剤の中にはどのくらいの
色素があるのか理解するのです。
photo:03


欧米人の髪は、
ブリーチを使用しなくても
いわゆるブロンドに変化します。
残念ながら日本の薬事法のせいで
本来の薬剤の効果はありません。

また、欧米人のかたは
日本人と違いマット系(オリーブ)の
色をひどく嫌がります。
日本の薬剤は、赤味を抑えるために
ナチュラルブラウンの中にも
グリーンが入ってたりしますから
ここでも注意が必要です。
海外ではメーカーによっては
グリーン系を作ってないことも。
だから、マット系の色に染めている
日本人は不思議に思われています。


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