桜の季節も終わり、八重桜もツツジもとっくに散ってしまい、
長かったゴールデンウイークと共に新しい時代が訪れたと
言うのに、なかなかブログをUPできずに今になってしまい
ました。
今年はなぜか目黒川の桜に惹かれ、何回か訪れたところ、
「錦織」と「驀仙坊」という美味しいお蕎麦屋に巡り合うことが
でき、興奮したのもつかの間、またまた美味しいお蕎麦屋に
出会ってしまいました。
それが、目黒川沿いにあるのですが、ほとんど池尻大橋
よりのところにひっそりと隠れていました。
一階は何とランドセル屋さん! ちょっと高級そうなランドセルが
ずらり。 おばあ様とお母さんに連れられた男の子が新品の
ランドセルを試ししょい(変な表現かな?)、ニコニコ顔でした。
さて、お店のドアを開けると、ほんのり薄暗くて、まるでBARの
よう。すぐ奥へ案内されると、明るい広々とした店内でした。
まずはビールを注文。さっきまでちょっと肌寒かったのですが、
入ったとたん陽がでてきてぽかぽかになりました。
メニューは豊富。食べてみたいものがいっぱい!
まずは石焼きみそと干し明太子とクリームチーズをチョイス。
お~ これまた新しいタイプの焼きみそです。
ちょっと甘めの味噌にネギがぴりっとアクセントになっています。
なかなか美味♡
干し明太子は初めての味!
ちょっとからすみを思わせる食感に、クリームチーズが合う!
このクリームチーズというのは和の物に良く合いますね。
塩辛や酒盗などには良く使われていますが、干し明太子は
初めて。これはもうお酒が欲しくなりますね。
ここで冷酒をmakoが注文。広島の宝剣 超辛口です。
「ああ やっぱり干し明太子はお酒に合う!」 とご満悦のmako。
出てくる器にはみんな「土山人」の印が。
このお店の「土山人」という名前は知り合いの陶芸作家さんの
名を使っているそうです。そして器はほとんどがその作家さんの
手によるものだそう(ネット情報ですが)。
でもその器とお料理が抜群にマッチしていてとてもおしゃれ。
気になった蓮根まんじゅうを注文しました。
お~ 美味しそう! すりおろした蓮根に蕎麦の実のこりこり
した食感が合う! 葛湯のおつゆも何とも上品な味。
たまらずmikoが熱燗を注文。 静岡の磯自慢本醸造です。
一緒に頼んだなすと湯葉の梅肉だれも来ました。
湯葉の下に素揚げのなすが隠れています。
これも感動の一品! シャキシャキのお野菜たちが口の中で
はじけます! makoは夢中でぱくぱく!
さて、美味しいお料理とお酒を堪能した後、待ってましたの
お蕎麦タイムです。
このお店の売りは何と言っても「すだちそば」。
でも時期がはずれていたので、 mikoは生粉打ちせいろ。
makoは荒挽き田舎をチョイス。
ちょっと見はわかりませんが、下の田舎は荒挽きの蕎麦の実が
たくさん! 食べてみると
「うわっ すごいこし! 蕎麦の実の香りがすごい」 とmako。
「せいろもこしがすごいよ! つゆも私好み♡」 とmiko。
ああ中目黒(池尻大橋ですが)は何て美味しいお蕎麦屋が
多いのでしょう! スタッフの皆さんもみんないい感じ。
またぜひ来たいお店でした。
池尻大橋「東京 土山人」
東京都目黒区青葉台3-19-8 ☎03-6427-7759