悲しき怪獣の物語(妄想デート番外編) | 旅の終着駅

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※全てフィクションです

僕は悲しき怪獣てぃーけー…

いつの間にかそんな名前がつけられていた…

僕が唯一人間に戻れる日…

それはたったの6時間…

その時間をあの子と過ごすためには??

考えた結果…昼まで寝ることにした…

そう…僕は悲しき怪獣…人前に怪獣の姿は見せたくない…

夢の国ならば怪獣の呪いから解放されるかもしれない…




15時だ…これから人間に戻れる時間は21時まで…

つまりこれが悲しき怪獣のシンデレラタイム…

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スターライトチケっとしか選択肢はないんだから…

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夢の国に入ったらもう僕は悲しき怪獣ではない…1人の男の子くんだから…

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日が暮れてきた…悲しき怪獣から人間に戻っていられる時間は刻一刻と短くなっていく…

男の子くんに戻っても僕は彷徨い続けるのか…

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顔が険しくなる…

このままヘタレ男子の子くんで終わってしまうのか…

何とかしようと考えた…

(♡∀♡)キュピーン
シェアだ!!こんな時は!!

餃子ドックとビールを買い…
そしてビールを一気に飲み干して言った!!

「ビール半分飲もうか!?」

よし!これでシェアできる!!
(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!

「…」

あれ?反応がないぞ…
何を間違えたんだ…僕は…
考えてもわからない…

そんな時…彼女が優しく一言…
「良いですよ」

ホッとした…

その後…彼女が言った…

「私がビール飲みたい人だったらどうするつもりだったんですか??(笑)」

あ…気づかなかった…
男の子くん失格だ…頭を抱えた…

「そういうところ好きですよ」

この一言に救われた…
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ありがとう夢の国…

21時を迎えた…魔法が解けた…
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目の前には女の子の姿はなかった…

やはり僕は悲しき怪獣…てぃーけー…




END…