今日ブクオフに行ったら、
本が220円に値上がりしてた。
110円のもあるにはある。
一目見ただけで「絶対売れへん」とわかるようなマイナー作家さん（失礼な言い方やな
）のやつやら、
蔵から出してきたんか？的な色合いのやつ。
ああ、世知辛い世の中よ。
220円になったら、
失敗してもええからとりあえず買う、
が出来なくなってしまった。
あと「図書館にあるやろか」チェックもするようになってしもた。
せこい。
って、君、
どんだけ積読したら気が済むねん。
読んでるのよ。
読んでるの。
でも、なんやかんや忙しくて…、
そんな言い訳をしながら
読んだ本はこちら。
『答えは市役所3階に～2020心の相談室～』
読みました。
出典：https://www.amazon.co.jp/dp/B0BRPB6N38
2020、コロナ真っただ中。
外出もできず、
人生の先行きも不透明。
予定していたことも
コロナのせいでうまくいかない。
そんな悩みを抱えた人たちが、
市役所3階で
悩みを打ち明けます。
あなたの抱えた悩みは何ですか？
そやなー、
コロナの時は大変やったよなー
（今もコロナやねんけど）
学生さんとかさ、
学校にも行けなくて
コロナで就職先も減っちゃって。
日常が消滅しちゃった人達、
いっぱいいたよな。
そういう方々に寄り添ったほのぼの小説かと思っていたら。
思っていたら！
ギィヤァァァァァ
え？
そういうことなの
マジ？
うそーん
これってある意味
イヤミスかも。
この後味悪い感がお嫌いな方には
受け入れられないかも。
前半のお悩み相談だけでいいじゃん、
そう思うかも。
イヤミス大好きなマダムには、
とっても面白かったです。
短編集ですが、
ひそやかにつながってるので、
「お…
」ってなりますよ。
個人的には、
就職で悩んでたJKと
ワンオペ育児のお母さんの話が好き。
（ぞくっとしちゃった）
辻堂さん、
文章がきれいなので読みやすいです。
マダム一家は、
引きこもりに正当な理由がついてシメシメでした。
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