■あらすじ
●佐…武人、ボウガン使い
●鉄…武人、パワー系
●傀儡姫…傀儡を使う美女、しろがね?
●桑桑…佐の娘、口がきけない
隕石がドカーンでござる。
ドカーンしたら虫やらが突然変異するし、動物は凍るし。
人間はゾンビ化するし。
ビオランテのパチモンみたいなんが上空におるし。
この時点で、
「アッ、ポンカス」
って思いますよね~。
その御意見、当たりです
軍人の佐が娘を迎えに町にやってきたらみんなゾンビ化してはった。
逃げ込んだところではお役人みたいな人がえらそうにしてる。
「ゾンビは音に反応するから!」
えーんえーん、赤子泣きだす。
「その赤ん坊、放り出せや」
…中沢啓治さんの沖縄反戦漫画で読んだことあるシーンやん
主人公、ここで「何を言うかッ!」ってするんかなーと思ったら、無視。
気まずいからちょっと視線をずらしたりして、イヤンバカァン。
自分の娘・桑桑を助けに行くと、預けてた弟もやられてる。
娘が「助けてあげて」言うけど、
「無理なんす、パパにそんな力はないんす。
パパはしがないボウガン使いナンス、ソーナンス」
ゾンビの攻撃が激しくなり、
わがまま役人(実はなりすまし)がますます「自分が助かるためなら、悪魔に魂を売り渡します」的なあくどい行為をしてくれよるさかい、犠牲者続々。
佐は桑桑を守りつつゾンビと戦い、
傀儡姫もまた自慢のあるるかんでゾンビと戦い(だから、しろがねじゃないって)、
味方が犠牲になるたびに「たすけてやってくれろ」と泣きわめく桑桑をなだめすかし。
町に軍(しょぼい)がやってきたとき、
佐もまたゾンビと化しておった。
だが桑桑は無事。
■おしまい
■感想
出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0B3RKW6D3
ものすごいポンカス映画なんですが、
寝ないで観てしまった。
73分だから。
「録画ミスしたんやろか」
なんて一瞬思っちゃう短さ。
驚き桃ノ木。
これ、原作があるそうですね。
web小説…あっ…。
いろんな映画のパク…オマージュに満ち満ちてます。
ラストシーンなんか『新感染』やし。
音に反応するから静かに!
この辺りは『クワイエット・プレイス』。
言うても小声でしゃべるくらいならええよー。
設定、オオザッパー。
夫が見殺しにされた妻が茫然自失で閉じてた扉を開いちゃうところも『新感染』の姉妹っぽい。
で、桑桑。
この娘っ子が腹立つこと請け合いです。
「助けろ、助けろ」
挙句の果ては鈴を持ってチリンチリン鳴らしながらゾンビに向かっていきよる。
あほなん?
「お前を護るためにみんな苦労しとんじゃー」
エ?ナンデ?
そんなシーンがちらほら見受けられ寝てる暇もありません。
ボウガン使いなのにボウガンそんな撃ってへんし。
見どころは傀儡姫。
美しいです
この映画のテーマは。
子供は守らなあかん教信者でも、
このガキャーってなると思うの。
これ!
トキメク要素が「クリーチャー」「ソンビ」「美しい女性」「おっさんたち」と山のようにあるのに。
ドラマの総集編を映画にしたような感じの作品でした。
でも、嫌いじゃないよ。
寝なかったし。
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