■あらすじ
●ジーウェイ…祖母と暮らしている
●イージュン…ジーウェイの恋人
●リー…社会局で働く
●ヤーティン…リーの娘、妊娠してしまった
●メイファ…娘を虐待してるっぽい
●魔神仔…紅い服の少女
◎第一章『神隠し』
不動産屋で働くジーウェイ。
恋人のイージュンとは交際5年になるが、結婚はまだ。
ある日ジーウェイの祖母が行方不明になった。
その前にも祖母の知り合いが行方不明になっていたのだが、その人が発見され入れ替わるように祖母が消えたのだ。
防犯カメラに映っていた赤い服の少女と一緒にいる祖母の姿。
ラジオのDJをしているイージュンはリスナーに呼びかけ情報を募る。
まもなく祖母は帰宅したが胃の内容物から蛾の蛹が見つかった。
デスヘッド・ホークスという背中に人の顔の模様がある蛾。
その後、ジーウェイも行方不明に。
イージュンはジーウェイ捜索に赴き、幻覚を見せられながらもジーウェイを発見。
「うちらは生きて行くんやから
」
魔神仔が襲い来る中、イージュンは発煙筒で抵抗。
捜索隊のあげた照明弾が周囲を明るく照らし、魔神仔は去っていった。
二人は結婚し妊娠。
だが、エコーで見た赤ちゃんに、魔神仔の顔が重なって…。
◎第二章『真実』
社会局で虐待や機能不全家庭の調査をするリーは、
幼い娘を部屋に閉じ込めているメイファの家に行き娘を保護。
一方で10代で妊娠してしまった自分の娘・ヤーティンに「中絶せぇや」言うてたら、娘、行方不明に。
彼女も赤い服の少女に誘われてた。
ヤーティンを探して入った廃墟で女発見。
虫を喰らっていたその女こそ、あのイージュン。
美しかった彼女は変わり果てており、精神も不安定。
あの時出産した子供は死産だったらしい。
メイファは不慮の事故で亡くなった長女を復活させるため禁術を使ってしまったこと。
蘇らせたそれは、娘ではない別のナニカになっていたこと。
その長女が魔神仔になり、妹（今メイファが育てている次女）を狙っていることを打ち明ける。
ヤーティンを救うため。
ヤーティンのおなかに宿った命を救うため。
次女ちゃんを救うため。
３人の「母」は魔神仔と対決する。
でも所詮は人間。
頑張っても無理かも。
魔神仔の妹が涙ながらに「お母さんはお姉ちゃんのことを忘れてへんから！」と訴え、魔神仔は寝返り。
山にいる大勢の魔神仔をなぎ倒してリーたちを救う。
大団円。
でもこれは本当に現実の世界なのかしら。
もしかして、
魔神仔の見せている幻の中にとらわれているだけなのでは…？
どっちやろなぁ。
■おしまい
■感想
出典：https://www.amazon.co.jp/dp/B0BMFW9275
最近いろいろ話題の台湾ホラー。
都市伝説が元ネタ。
そこまで怖いわけではないけど、なかなかいい味出してる第一章。
母の強さを目に焼き付けよ！な第二章。
一番ウワァなシーンは、やっぱ「虫食いシーン」ですね。
わしゃっと掴んでもしゃっと食べる。
ここは虫嫌いにはちょっと耐え難いシーン
どちらにも虫食いシーンがあるので苦手な方は注意。
防犯カメラに映る赤い服の少女は、ありがちなんだけどやっぱぞわっとします。
ヤーティンの彼氏が虎王を憑依させられる霊媒？能力持ちで、
ワーオワーオワオー、
と虎のようになってるシーンはちょっとフきました
第一章、第二章のテイストが少々異なっているものの、面白く観ちゃいましたよ。
まさかイージュンがあんな格好になって再登場するとは。
そして彼女は心底ジーウェイの事が好きだったんですよね。
ウッキキィ、ギィィと高音域の奇声を上げながらワラワラやってくる魔神仔。
雑兵魔神仔に、スンゴイパゥワーで対抗するお姉ちゃん魔神仔。
あの人面蛾を使役できるのは、お姉ちゃん魔神仔だけなん？
魔神仔。
モーシンナァ。
その姿はサル、または幼子の姿。
疚しい心の持ち主に憑依する。
（アタイ憑依される
）
この映画のテーマは。
漢字に直すときに。
マジンコって入力してたことは内緒だぜ？
（マジンゴーかい、ミジンコかい）
これ！
なかなか詰め込みすぎてて、
ずっしりしてるけど、
怖くないから大丈夫。
（個人の感想です）
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