廻魂 ~愛と言う名の呪縛~(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

  ■あらすじ

 

 

息子に命かけてる勢いの妻。

息子君は体調が悪いっぽいのに、妻は民間療法「のみ」で治そうとしてはる。

 

 

「病院行った方がええて予防

と言う夫に、

「クスリなんか身体に入れたらアカンねんムキー

言うてネットの情報だけで息子を治そうとしてはった。

 

 

息子の学校に呼び出しされても、「おめーらの教育が悪いんじゃ、学校は何しとんねんむかつき」←モンペや!

 

 

そんな時、息子が病気で死んでしまった。

病院で「なんでもっと早く来なかったん?そしたら助かったのに」とピシャリと言われた妻。

夫はカンカン。

そらそやろ。

 

 

妻はふさぎ込む。

 

 

人形に魂を宿す(みたいな流れやったと思う)呪術によって、再び息子に会うことが出来たのだが、世間一般では…つか夫にとってもそれはただの人形。

 

 

人形に愛を注ぎ込み、勉強まで教える妻。

外食にも連れて行くので、

「変な人がおる」とネットにあげられることも。

 

 

夫の仕事にも影響があり仕事激減驚き

 

 

呪術師に「なんとかしてほしい」と頼み込むが、

呪術師には、

「人形が悪魔か天使か、それは受けとる人の心次第」

と言われてしもた。

 

 

夫は人形を切り刻む。

 

 

妻は泣くが遺影や遺骨を見せて「息子は死んだんや」と説得。

半狂乱になった妻に殴りかかられて、思わず突飛ばしたら。

 

 

ベッドに倒れこんだのは、

妻ではなく人形やった…。

 

 

エ?ドユコト?

 

 

妻はとうに自殺してはったん。

妻のいない生活に耐えられなくなった夫は、妻の人形をもらい、

妻の人形、息子の人形と3人?で暮らしてたんよ。

 

 

夫はそのことにようやく気付き、

うぇぇぇぇぇーーーーんえーん、となるのだった。

 

 

■おしまい 

 

 

日本初公開なので、何処にも画像がありませんでした。

もしかしたら今後、TSUTAYAかゲオでレンタルするかもしれないですね。

 

画像がないので、

しゃーなしで写真はっとくわ。

映画とは何の関係もありません。

下差し

 

image

 

 

  ■感想

 

 

妻が人形やったってのはちょっとびっくり。

どの段階で妻、死んでたん?

ぼんやり観てたら、え?でした。

 

 

息子が死んですぐ自殺したなら、

鍋食べに行ったシーンは、

夫が妻と子の人形を抱えて、えっちらおっちら行ったん?

にし●んクリニックのCMみたいにしていきはったん?(いけへん)

 

 

妻が「息子をまた小学校に通わせる」言うて通いだしたとき、

先生たちが「気の毒やし」言うて対応してくれてたんは、

夫が前もって電話してたからじゃなく、そのまま夫乗り込み事案ってこと?

 

 

妻がちょっと「イラァ」と来る人で。

子供が苦しんでるのに、

ネットで調べた民間療法で治そうとしてるとか、

無茶嫌いなタイプなんですけど。

 

 

で、人形がね。

すごく緻密に作られたマネキンとかじゃなく、

子供の裁縫か!程度のレベルのモノなんです。

大きさは子どもなら子供、大人なら大人の大きさ。

第三者の目から見たらかなり異質なもの!

 

 

ホラー的な要素はちょっとあるものの、

どっちかと言うと「哀れな…悲しい」と言う気になってしまう映画。

まぁ、哀れと言うか、

母親に対して怒りしか覚えませんでした。

 

 

この映画のテーマは。

病院嫌いもほどほどにせな、

取り返しつかんようになるで。

自分は勝手にしたらええけど、

子供には医療受けさせろや。

上矢印

これ!

 

 

子供が亡くなって云々と言うあらすじを知ってたから、

てっきり事故で亡くなるんやと思ったら、

親の思い込みによる病気シボンヌ!

なんだかなー真顔ゲンナリタラー

ポチスター

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