■あらすじ
●泉圭太…島の活性化のために働く青年
●泉加奈…圭太の幼馴染で妻
●田辺純…圭太の幼馴染、猟師
●守屋真一郎…幼馴染、島の駐在さん
●小御坂…サイコな元受刑者
田舎の小さな島・猪狩島は、今、世間で爆発的ブームになっている『黒イチジク』で島おこしをする気満々。
黒イチジク農園の圭太も地域のために！と奮闘。
幼馴染の純も手伝ってくれるし、もう一人の幼馴染真一郎は巡査としてこの島に戻ってきてくれたし。
俺たちの戦いはこれからだ！
その島に元受刑囚が圭太の農園で働くために保護司につれられやって来る。
元受刑者小御坂は、いきなり保護司をKILL
島の中をふらふらしだしとるやん。
圭太・純・真一郎は圭太の娘がいなくなったので死に物狂いで探してた。
不審者（小御坂）を見つけてもみ合ってたら、
あらKILLしちゃったわ。
ヤヴァイヤヴァイ。
「なかったことにしよう」と言うことで話がまとまるのだが、県警が小御坂行方不明に絡んで捜査に乗り出して来よった。
」と健気に言う。■おしまい
出典 https://www.amazon.co.jp/dp/B09X1LG8F3
■感想
漫画が原作らしいです。
よくわかんないけど。
田舎の島。
住民みんなが顔見知りみたいな島。
絶対住みたくない！
「あそこの奥さん、ブログ書いてはるんやって」
「そんで自分の事マダムって呼んではるらしいぇ」
ギャー
「それがな、書いてるのがホラー映画の事やねんて」
「怖いわ、そのうちだれかKILLするんちゃうか」
ギャー
閉塞感。
突然やってきた異物にかき回される主人公たち。
島を背負って立たなくてはならない男。
想いを秘めながら生きてきた男。
警官と個人的な思惑の中で苦悩する男。
真一郎が自殺するときに、部屋を全部ビニールで覆って、被害を最小限に抑えようとするその心遣いに泣けた。
このシーンがもう…辛い。
一番つらい
島民のためのいいお巡りさんになろうとした結果がこれ。
報われない。
神木君の演技がすごい。
犯人のサイコっぽさも、またすごき。
こんなやつがそばにいたら、そして罪状が強姦罪とかやったら、
「うちの娘になんかしたんちゃうんけ、ワレェ」
ってなっちゃう。
それくらい不穏。
KILLされても仕方ないよね。
町長がとんでもねぇ悪党。
KILLされても仕方ないよね。
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!、
こういうこと書いたら「そのうちだれかKILLする」言われるやん。
純もさぁ、加奈が好きなら、
加奈と圭太が付き合いだしたときに「ちょっと待ったぁ！」言うて正々堂々と告れば良かったのに。
いろんな歯車がちょっと狂っただけで、
こんな結末になるなんて。
県警の刑事畠山、
「なんもなかったデース」言うて帰ったらええのに。
帰れよ。
真一郎に圧かけるなよぅ…！
そう思うくらいヤな役でしたが、
やっぱこういうキャラがいないと締まりませんよね
この映画のテーマは。
猪がドーン！
ビニールシート！
イチジクだけで島おこしは無理がある。
これ！
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