■あらすじ
●フランクス…海洋学者
●ローラ…フランクスの婚約者
●トッティ警部補…ベネチア警察の女性警部補
●マフィアの方々
「パパ上死す！」との連絡を受けたフランクスはベネチアへ。
パパ上のご遺体は無残な姿になってたが、
「スクリューに巻き込まれた」
と言う警察に対し
「サメでんがな、サメがやりよったんでんがな！」
と言い張るフランクス。
実況見分？で潜ってたらメディチ家の宝を見つけちゃった
ちょっとサメに齧られたけど気にしないもん。
マフィアが
「メディチ家のお宝はワイらのもんやで
」
としゃしゃり出て来よる。
マフィアに襲撃されるフランクスとローラ。
ローラがマフィアに誘拐されたので、フランクスはマフィアの奴らを追い詰めようと悪戦苦闘。
おまけに警察も絡んできてわちゃわちゃ。
あっさり手中にハマったフランクスはお宝を求めてまた潜ることに。
…っつーか、このサメ。
もとはマフィアが飼ってたやつ。
水路に放したら大きくなって出ていけへんようになりよったんやって。
アホなん？
ま、潜水しに来る奴らもおるし餌にも困らんしええかと放置するマフィアの面々。
どうでもええわ。
それよりサメの出番…
トッティがマフィアに寝返ってたのでピンチなローラとフランクス。
でもトッティがマフィアを裏切り（「こんなに人を殺したらあかん」とか何とかな理由…今更…
）彼女はマフィアに撃たれちゃった。
マフィア軍団VSフランクスVS警察。
あの…観たいのは、こんなしょぼいアクションではなくサメなんですが。
結局マフィアは警察に制圧されボスはサメに喰われ、警部補はなぜか助かり、
一件落着。
え？
サメそのまま？
サメ駆除しなくてええのん？
■おしまい
■感想
なんじゃこりゃーーー
そう思う方も多々おられることでしょう。
数多のポンカスサメ映画を観てきたマダムですら、
「ちょ…
」
となりましたから。
我らが観たいのはへっぽこなアクションでも、
たるんだボディでビーティクを立てているおっさんでもなく、
サメなんですが？
もちろんサメシーンはあります。
昨今のCGザメではなく本物を使用してるそうです。
ゆえにお食事シーンが、
「ナニコレ
」になっております。
たまにちぎれた足がぷか～～んと浮いたりしますが、
下半身食われてて上半身だけ漂う…なんてご褒美シーンはありません。
ひたすら、
「サメはまだかいのぅ」
言いながら観てる映画。
始まって即寝落ちして、起きたら中世の戦いのシーンになってて、
「ぎゃー、わし、どんだけ寝てた
こんな映画録画してた
」
マジで焦りましたが、
メディチ家の宝を説明するために組み込まれたどうでもいいシーンでした。
人生の無駄遣い。
マダムはまたもや人身御供になって、
皆さまに「観やんでもええ映画をナビゲート」する大役を承ったのです。
神の啓示で。
WOWOWと言う、神の啓示で
でもほら、
こんなにネタになってるではないですか。
やったね
同じ映画レビュー仲間（勝手に仲間と思ってる）として、
どんなポンカス映画にも愛を持ってレビューしてらっしゃる方を本当に尊敬いたします。
なるべくほめてあげたい、のですが。
話がクソ・ド・ポンカスなのは許せても…。
だるんだるんのボディのおっさんがビーティクおっ立ててるのは許せなかったんです。
（そこかい）
この映画のテーマは。
全てのオジスキーに喧嘩売っとんのか。
あ…、
サメについてじゃないんだ…。
これ
WOWOWさんのサメ特集。
オールポンカスのヨカーン！
そこがいいんじゃない！
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