■あらすじ
時系列がややこしやになっております。
現在と過去が入り交じり、
でも映像で観たらそこまでややこしくないYO。
●ファン…気が付いたら異界の学校に
●ウェイ…禁書読書会のメンバー
●チャン…男性教師
●イン…女性教師
1962年の台湾は厳しい統制を受けていた。
自由と権利を記した書籍は禁書認定。
翠華高校には、その禁書を読む読書会が存在する。
ファンが目を覚ますと、そこは夜の高校。
不気味な高校内で、髪の毛で顔を覆った何者かに追いかけられて講堂に逃げ込むと、首を吊った女子高生がおるし
そこで後輩のウェイと出会うファン。
ウェイは仄かにあこがれてたファンと学校内を彷徨う。
提灯のようなものをぶら下げた手足の長い化け物に襲われた二人が用務員室に行くと、顔が半分欠損した用務員がおった。
ぎゃー
用務員も化け物に襲われはったし
この学校は、なんなん？
ウェイは禁書を読む会のメンバーだった。
女性教師インと仲間たちとともにひっそりと会は続けられる。
だが、読書会のメンバーであることがばれたら、待っているのは死。
連行され頭陀袋をかぶせられてKILLされた教師も多い。
メンバーの一人が裏切ったらしい。
ウェイは「どんなに攻め立てられても、自分はここにいるメンバーのことをチクったりせぇへんし」と豪語。
ま、捕まって拷問されるんですけどね。
ウェイが廊下でぶつかって（ベタ）一目ぼれ（ベタ）したのがファンだった。
ファンはウェイが持つ禁書を見逃してくれたし。
ホレテマウヤロー
二人は夜の学校内を逃げ回る。
ファンの家庭は、父親のモラハラで母の心がくじけそう。
母は変な宗教？にハマって毎日祈ってはる。
ファンは家庭に嫌気がさしている。
教師のチャンに惹かれているファン。
チャンと一緒に過ごす短いひと時は、ファンのささくれた心に一筋の光明を灯してくれる。
だがチャンはインと付き合ってるみたい。
「なんてこったい
」
ファンはインがいなくなればいいと思い禁書の会のことをチクる。
だがチャンも禁書の会のメンバーだったため、
チャンはKILLされウェイは拷問にかけられた。
自分がしでかしたことに耐えられなくなったファンは、首を括ってシボンヌ。
この夜の学校は、後悔と誰に向けたらいいのかわからない怨嗟を抱えたファンが作り出した世界。
ファンが冒頭で目にした首つり遺体は自分。
追いかけてきた髪の毛で顔が隠れてる子も自分。
ファンはウェイを学校から逃がした後、自分だけ学校に残ったのだった。
年月は流れ、学校も既に廃校。
建物も取り壊し間近。
老人になったウェイはチャンから託されていた手紙を探し出し、ファン（の幽霊）に届ける。
手紙に書かれていた内容は「今世では縁がなかったが、来世で会おう」
ファンは、静かにほほ笑んだ。
■おしまい
■感想
もとはゲームだったそうで。
しかもネトフリでドラマが放送されてたそうで。
しらんがな
知らんかったがな
映画しか観てないので間違ってたらスマヌ。
ファンが因縁の幽霊
になった理由。
チャン先生が好き
イン先生が邪魔
うちのママ上が呪でパパ上を家から放逐した。
なら私も同じように呪でイン先生を放逐しちゃおう。
あらら？
チャン先生も禁書の会に関わってたですぅ。
ヤダ、みんなシボンヌしちゃったですぅ。
私のせいですか？
うぇぇぇ～～～ん
…って事と理解してええんかな。
前半のホラーテイスト。
後半の人間怖いテイスト。
どちらも良かったが、この映画だけを観ただけでは深いところまでは理解できないのかもしれない。
ファンは、ずっと異界の学校を彷徨い、自殺エンドを繰り返す世界に放り込まれてる？
自分がしでかした罪の大きさに囚われてるの？
さっさと成仏して生まれ変わって先生と巡り会ってハッピーな人生をやり直したらヨロシ。
時系列が過去と現在を行き来するので最初は「？」になるけど、そのうち「あ、そうか」と理解できるようになるッぺ。
ファン、初っ端は陰気でいまいち可愛くもない子って感じだったのに、観てるとだんだんハッとするような美しさや可愛らしさも垣間見せて来て善きよ。
当時の台湾、そこまで厳しく統制されてたんか。
不勉強ながらこんなにひどいとは思いませんでした。
自由と権利を求めたら銃殺刑とか、
アカン
結局、自白せず頑張ったウェイだけが生き残って、他の人たちは皆KILLされたん？
むぅう、ゲームもやりたくなっちゃったのだが時間がない
ドラマも観たいのだが時間がない
この映画のテーマは。
ネットフィリックスに一瞬加入しようかと思ってしまった。
ネトフリの罠、
恐るべし。
これ！
