『新しい星』【読書感想】と桜の写真 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 TODAY'S
 
桜の写真見せて

 

 

ほいよ。

 

 

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インクラインの桜。

 

 

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上賀茂神社の桜。

 

 

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鴨川沿いの桜。

一乗寺界隈。

 

 

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近所の桜。

 

 

いつになったら京都行けるん?

 

 

 

読んだ本を紹介するッぺの

コーナー

 

 

『新しい星』

 上矢印

読みました。

 

 

生まれてすぐの子供を亡くしてしまった青子。

乳がんになってしまった茅乃。

家族と別居する卓馬。

引きこもりニートの玄也。

 

大学生時代に合気道部でつながった4人。

 

誰にも(親にすら)分かってもらえない想い。

強がっていても時折襲ってくる苦悩。

はたから見れば何不自由ないのに、誰にも言えない悩み。

社会に出るのが怖い。

 

幸せはずっと続くわけではない。

明日が必ずやってくるわけでもない。

 

自分は普通だと思っていた。

あの時までは。

 

 

 

 

自分は健康やし

大きな悩みもないし、

きっとフツーに生きてフツーに暮らして、

そういう

幸せな生活を送っていくんや

…と思い込んでたら瓦解した。

 

 

冒頭の導入部が、

ちょっと一見さんお断り的な文体で、

挫折する人もいるかもですが読んでびっくりマーク

 

 

玄也と知り合いになる関さんがすごく良かった。

関さんを叱る立場の正社員さんも、

大変やろうなぁ赤ちゃん泣きとは思う。

 

 

ラストで茅乃の娘さんが出て来て、

玄也の性格の良さと言うか人の良さがにじみ出て、

うるうる来ちゃった泣くうさぎ

 

 

コロナ禍を舞台に描かれる小説。

もう当たり前に、

いろんなものに、

「コロナ」が組み込まれていくんやろうな。

 

 

大人になっても、

生きづらさは感じるし、

大人になったからこそ、

生きづらくなることもあるかもしれない。

 

 

それでも、

生を受けた以上は、

限られた人生を生きていくしかないじゃない。

 

 

静謐で美しい、

大人が読む本…かな。

 

 

短編集なので、

お手に取りやすいかと思います。

ぜひ。

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