■あらすじ
おはよウホホッ!
目覚めたらケツぼりぼりしながら滝のシャワーを浴びる。
それがコングの朝。
今日のコングはご機嫌斜め。
そこらへんに生えてる木を槍状にして空をめがけてぶん投げる。
すると空に亀裂が走ったではないか。
そう。
ここは髑髏島に作られたドーム。
ゴジラがコングを襲いに来るため、コングを隠すために作られたドーム。
そのころゴジラは、突如エイペックス社の工場を襲撃。
大勢の人が死亡し、ゴジラは人類の味方ちゃうん?敵なんちゃうん?と人々に思われるようになる。
平成ガメラ的展開。
ギドラとの戦いのとき、ゴジラに助けられたマディソンは「ゴジラがなんもなしに人間襲うわけないやん」と主張。巻き込まれるネットラジオのDJとマディソンのヲタク友人(無能)。
ゴジラの無尽蔵の力の根源が地下空洞にあると確信してるエイペックスの社長は、エネルギーをちょろまかしてゴジラを倒そうやん、そして新世界の神になろうやんと言う考えの持ち主。
その地下空洞に行くにはコングの力が必要なので、コングをドームから出して南極にGO。
地下空洞世界はコングの故郷でもあるので、コングと心が通じ合ってる(平成ガメラやん)少女ジアとアイリーン博士も同行。
ここでコングが手話で人類と意思の疎通ができることが発覚。
途中ゴジラと一戦。
水陸と活動できるゴジラと陸でしか活動できないコング。
あの~~~、どう贔屓目に見てもエテ公が勝てる要素がないんですけど。
案の定、コングは苦戦するが、ゴジラも本気じゃないのかその時はスルーして立ち去っていきはった。
南極の地下空洞に行く面々。
そこはかいじゅうたちのいるところ。
コングはかつて自分の祖先がここに住んでいたことを知る。
コングは、斧を手にいれた。ちゃらららら~。
そしてエイペックス社はエネルギーの元を手に入れる。
一方、エイペックス社に乗り込んだポンコツ三銃士(マディソンたち)は、メカゴジラを発見。
「ゴジラが攻撃したのは、メカゴジラを壊すためだったんだ」
メカゴジラにはギドラの頭部が組み込まれとった。
コングたちは地下空洞から地上へ帰還。
そこでメカゴジラをぶっ壊しに来たゴジラと遭遇。
ゴジラVSコング。
とにかくなぐっときゃときゃよかっぺ?なコングが、人類と意思の疎通ができるおりこうさんに思えねぇ。
どう考えても圧倒的に強さが違うので、コングは追い詰められ瀕死。
半泣きになって意識を失いよる。
勝てるわけねぇっぺ?
ゴジラはメカゴジラとバトゥ。
しかしメカゴジラの中のギドラが操縦者(芹沢博士の息子)の意識を振り切って暴走。
ゴジラ、苦戦。
ゴジラが苦戦です!
ビーム、ガーー!
ビル、ドカーンどごーん!
弱るゴジラの口の中に熱戦を放出しようとするメカゴジラ。
ムートー踊るガガンボでゴジラがしたゲロ袋攻撃が自らの身に降りかかるのか?
そこへあの世の手前から戻ってきたコングが加勢、なんやけど。
ゴジラとコングでも勝てねえっぺか?
そんな気配が漂うほどメカゴジラ強い。
コングの斧に倒れ伏したゴジラが熱戦を放射。
斧はフルパワーになり、コングはその斧でメカゴジラの手足をぶった切る。
首も引っこ抜いて、勝たー勝ったー勝ったーマーン。
その勝利ゴジラのおかげじゃぞ?
ゴジラはコングをひとにらみするがそのまま海へと戻っていくのだった。
そしてコングは、
地下空洞の王となりウッホウホウホとご機嫌さん。
(お前、騙されてるで)
……左遷?
怪獣王はやっぱゴジラでござるよ。
おしまい
■感想
人間どものアレコレが邪魔。
コングが弱し。
あのさ、
批判覚悟で言うけど。
コング、ギャオスハイパーにも勝てへんのんちゃうんか?
一体なら何とかなっても三体になったらKILLされると思う。
マダムはね、
これはほんとに好きだったん。
怪獣映画としても、コング映画としても、最上級の部類に入るくらい面白かったん。
だからゴジラとバトゥするって聞いた時、
ゴジラに勝てるわけねーじゃん!って思ったんやけど。
思った通りや
『GKOM』も、ほんとゴジヲ心をくすぐって、
よかよ、
ほんのこつ、よかよ!
だったのに。
また間の悪いことに。
ゴジラ成分が枯渇してる時なら、まぁええか……だったのに。
『ゴジラS.P』という傑作が出ちゃったため、
ゴジラVSコングの「コレジャナイ」感がかなり強くて。
評価を見てると怪獣バトルだけの映画っておっしゃってる方もいるんですが。
マダムに言わせたら、