天才作曲家だったパパ上の遺した楽譜には恐ろしい秘密が隠されていたやねん。
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バイオリニストのローズのもとに、かつて自分と母を捨てた父親が亡くなったという連絡が届きました。
パパ上はマーロウと言う大作曲家で、ある時から行方不明になってはったのです。
パパ上のことなんぞ知るか!なローズですが、とりあえずパパ上の遺したお屋敷に行くことに。
廃墟寸前のお屋敷には楽譜が散乱しており、楽譜には変なマークが記されてます。ピアノでちょこっと弾いてみたら何かがローズに近づいてくる気配がありました。
「何者であるか?」
背後を振り向いても誰もいません。
ローズのマネージャーであるチャールズも屋敷にやってきます。のこのこと。
楽譜に描かれている不思議な記号の謎を追い求める二人。
チャールズがいろんな伝手を駆使してマークを調べていくうちに、そこに不穏な意味合いがあることも徐々にわかってきました。
「言うても天才大作曲家マーロウの遺作やで?その価値はどえらいもんじゃけぇ!」と鼻息フンゴーなチャールズ。
ローズも敷地の中にある建物を捜査。
古い教会の中には、どう見ても拷問するような道具とカセットテープがありました。
そこに録音されていたのは…。
拷問をされて断末魔の悲鳴を上げている子供たちの声。
オトーン、なにしとんねーん!
大作曲家である前に犯罪者やないかーーーい。
パパ上は子供たちの悲鳴を楽譜にしていたのです。
ローズはチャールズにこんなことを調べるのはやめようと進言しますが、すっかり謎とおゼゼに心を持っていかれてるチャールズは「謎は全て解けた!」「わしが暗号を解読したからこの楽譜の通りに弾け」と言いやがるじゃないですか。
ローズがバイオリンを弾きだすと、悪魔みたいなんが現れます。
KILLされ、さまよえる魂になった子供たちの霊もぼんやり登場。
悪魔さんはチャールズをぬっころしました。
コンサートでバイオリンを弾くローズ。自信に満ち溢れ妖艶な雰囲気さえ醸し出している彼女の眼が赤く光りだし…。
ローズもすっかり乗っ取られたんだね、
このバイオリンでおめーらを地獄送りじゃー。
ガッハッハー
…って解釈でええの?と言うところで、おしまい。
マーロウがローズを捨て自分から引き離したのは、悪魔の曲を奏でるのはピュアな人じゃないとダメだから。娘にピュアに育ってこの曲を弾いてもらうために自分はドロンしくさったわけ。
ん?じゃあ、悪魔に憑かれてる(と思われる)闇ローズがバイオリン弾いても意味ないんじゃ?
あ、一回目はピュアで、二回目からはピュア関係ないのん?
そもそもピュアって何?
普通に生きてたら「ピュアだけじゃ生きていけんわ!おまんま食えへんわ」と理解しちゃうから(わからない人はよほど純粋かアホの子か)って浮世の垢にまみれていくんちゃうん?
登場人物がほぼ二人。
追加で家政婦のおばちゃんとかどっかの教授らしき人とかチャールズの知人とかがちらっと出て来はりますが、ほぼ二人。
+ぼんやりした子供たちのみ。
陰気な館の中で繰り広げられるサスペンスなんだかミステリなんだかホラーなんだかいまいちわかりにくい内容。
悪魔もしくはおばけも、見えそうで見えない。見えたと思ったら魔法のランプのジーニーか!みたいな~。
クラッシックやらバイオリンやらに、あまり興味が無いので見るまでのハードルが高かったというね。
観た後は「え?終わり?ジャンルはなんなん?」って感じの映画でした。
ヒロインのローズちゃんがなかなかにふくよかで、肩紐の食い込みなどなどが気になりました。
そこ?そこ見てるの?
グロ度もほぼゼロ…キメツより低い。
悪魔にKILLされたチャールズ、引きの画面になったら下半身が切断されてる…くらいのショッキングさが無かったらつまらん(個人の感想です)。
クラッシックとかに興味があるなら、それなりには楽しめるかも。
そういうのに興味なかったら…眠いだけです
この映画のテーマは。
秘密結社?
秘密結社って、なんぞいや?
これ!
ワイドショー見る時間あるならこっちの方がよほどマシですポチ
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