あら、思ったより良い出来じゃない!
可愛い盛りの愛娘を殺された父親が、
犯人に拷問。
言うても、おめんたまはないので、安心ですね。
===登場人物===
●デレク…離婚したパパ、娘が愛おしい
●ジョージア…デレクの一人娘、パパ大好き
●コリン…デレクの友人で共同経営者、デレクを心配している
●ステイシー…デレクの元妻、意地っ張り
●トミー…デレクの弟、フリーダムな快楽主義者
愛し合ってた夫婦だって、別れることもあるからね。
円満じゃない感情を抱きながら。
デレクとステイシーも、そう。
ジョージアの親権はステイシーが取ってるので、たまに娘と会うのだけが楽しみなのです。
ステイシーはあまり裕福じゃないので窓が壊れたままになってます。
周辺の治安の悪さを心配し、デレクが「窓を直せ、直せへんなら俺が修理するから」と何度も言ってるにもかかわらず、元旦那に頼りたくないステイシーは頑なに拒否。
ある夜。
寝室からジョージアが何者かに連れ去られ、無残な遺体で発見されるという悲劇が…。
デレクは「窓を直さなかったお前のせいだ」とステイシーを責めます。
愛おしくてたまらないたった一人の娘を殺害され、デレクは心を病んでしまいました。
来る日も来る日も在りし日のジョージアを想い、後悔と苦悩と捕まらない犯人に対する呪詛と…。
共同経営者のコリンは、デレクの心情を慮り、ゆっくり養生したらええと言ってくれるのでした。
半年経過。
相変わらず犯人は捕まってません。
犯人らしき人を見かけたという情報もあると刑事さんはいいますが、その言葉はデレクの耳を素通りしていきます。
トミーの家に行ったデレクは、トミーが隠し撮りをしていることを知ってしまいます。
恋人とのイチャコラを撮ってるんか、変態め。
それにしてもカメラ多すぎじゃね?
ガサ入れしてたらトミーの書いたノートを見つけました。
それは、
トミーの犯行日誌。
トミーは年端も行かない子どもたちに暴行を加えてはKILLするというおぞましい行為に手を染めていたのです。
そしてその犠牲者の中に、ジョージアが…。
「実の弟が実の娘を手にかけた(しかも残忍)犯人」
デレクはショック。
け…警察に連絡…いや、待て、警察に任せても私のこの煮えたぎった怨嗟は晴れぬ。
というわけで、デレクは地下室を拷問部屋に変えて弟を閉じ込めました。
ジグソウが知ったらぜひ技術班に…と持ちかけそうなほど器用に拷問装置を作ったデレク。
トミーを拉致して気管に穴を開け声が出せないように。
穴には管が通されてて、管を手やらで閉じたら声が出てきますが、閉じない限りはスコースコーと空気漏れしちゃうので大声が出せないのよ、うふふ。
「やめてー、ごめんよぅ」謝るトミーですが「知らんがな」と拷問に。
頭に拷問器具、少しずつ力を加えると頭蓋骨に釘が到達して行くやつ。
傷を火で炙り焼き。
指をチョッキン。
オケツに有刺鉄線を挿入。
歯を抜く。
お手てをバッサリ。