おむすび派?サンドイッチ派?
おむすび。
作るの楽やし。
ご飯炊いて握ったら終いやん。
サンドイッチはめんどくさい。
外食で食べるならサンドイッチ。
野菜のいっぱい入ったサンドイッチ。
ハラサキ (角川ホラー文庫)
605円
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読みました。
ホラー大賞で読者賞を受賞した作品。
故郷での記憶をスッコーンと失っているヒロインは婚約中。
彼氏と一緒に帰省することになるのだが、
一人旅が好きな彼のために、
一日だけ彼を先行させ、
自分は後から故郷に帰る事に…。
偶然出会った自称友人と寄り道をすることになったヒロインは、
友人と異世界に放り込まれ、
謎の殺人鬼に襲われてしまう。
一方彼氏は、
いつまで待ってもやってこない婚約者が気になり、
探しに行くが、
婚約者のカバンだけが雪の中に放置されているのを見つける。
一体何が起こっているのか、
この田舎に伝わる「ハラサキ」とは何なのか。
ヒロインの記憶が戻っていくたびに、
おぞましい過去が顕になって行く…。
サイレント・ヒル、
雪の温泉街バージョン。
記憶がないヒロイン。
ヒロインの周りの人は言葉を濁しているが、
なんかしでかしたっぽい。
異界のヒロインは、
殺人鬼っぽいのやら、
おばけっぽいのやらに襲われながら、
徐々に記憶を取り戻していくのだけれど…。
帯がちょっと煽りすぎなので、
これは期待値を上げてはいけないパターン!(学習した)と、
かなりハードルを下げて読んだら、
それなりに面白かったですよ。
ただ、ヒロインが、
「この娘、好きになれない!」と思っちゃうタイプなので、
ひどい目にあっても気の毒に思えない。
そこがマイナス
新人さんなので、構成はちょっと下手。
いとこの警察官が、
もう少し活躍してもいいと思うんさ。
ラストは、イヤンかなー。
(予想はつくけどね)
ホラーと言うよりミステリっぽい部分もある、
まさにサイレント・ヒル(雪国)でございました。
殺人鬼が出るたびに、
サイレント・ヒルの効果音を思い出してしまったよw
『ハラサキ』っていう謎タイトルが良いですね。
これも出版に当たりタイトルを変えたそうですが。
スラッシャーな切り株ものかと思ったら、
そっちかい!でした。
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