デス・フロア(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

ずっとエレベーターのターン!

 

会社のエレベーターに閉じ込められましてん。

ちょっと閉所恐怖症の気があるので、早く出たい。

あれ?外の様子が変だぞ。

 

 

 

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===登場人物===

 

クラウディオ…主人公、エレベーターに閉じ込められてどうしよう

サラ…クラウディオの秘書

シルヴィア…新入社員のかわい子ちゃん

ロレーナ…クラウディオの妻、家に一人でいる

ステファノ…クラウディオの部下

マルチェッロ…警官、銃を持ってるので強い

 

 

「おはようございます」運転手が迎えに来ました。

朝から大事な顧客と会わなアカンのに道は大渋滞。

カーラジオからは、街で暴動のようなものが発生しているというニュースが流れてます。

 

 

なんとか会社についたクラウディオ。

新人のかわい子ちゃんに目をつけ、乗り込んだエレベーターの中では元カノに「なぁなぁ、ええやろ?」と迫り、とんだ色ボケ野郎でございます。

元カノが降りたらすぐエレベーターが停まってしまいました。

 

 

「オラー!停まっとるやないかい!」管理人に連絡します。

すぐ動くはずなのに全くちっとも動かないじゃない。

「保守点検係に直に電話するから電話番号教えろや」

プルルルル~~~。

「すぐ直しますから…え?なんやあれ、逃げろ、やばい!」プツッ…ツーツー。

 

 

ガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーンガーン

 

 

嫁から「外がなんかおかしいの、コワイ」と電話があります。

部下のステファノを行かせるから、じっとしときなさいと説得しました。

 

 

扉を無理にこじ開けるのですが、ある一定のところから動かなくなってます。

頭は入るけど肩から下が抜けない。

どなたかーー、どなたかーーー助けてほしいんじゃが~~~!

叫べども誰も来ない…あら、来たわ、え?なんか逃げてはるじゃない、追いかけてくる人の様子がおかしいし。

ビビるクラウディオ。

 

 

ステファノから電話があるのですが「タスケテ…」と言ったまま切れてしまいます。

ゾンビっぽい女が襲ってきたので、エレベーターの手すりを外して倒しました。

 

 

 

 

シルヴィアがやってきました。

隙間からなんとか中に…と思うのですが、微妙に入れません。

そうこうしてるうちにシルヴィアは襲われてしまいました。

サラも逃げてきますが、あえなくゾンビさんらしき人たちの餌食に。

 

 

スマホでネットニュースを観ると、ローマ市内はえらいことになってるみたい。

とうとう電気も消えてしまいます。

ゾンビさんもガウガウ襲ってきます。

 

 

 

 

そんなゾンビを倒してくれたのは警官のマルチェッロでした。

彼はクラウディオに銃と無線機を渡し、

屋上にある発電機をうごかしに行くからナビゲートしてくれと言います。

 

 

クラウディオはドアの奥になにか挟まってるのを見つけました。

これを外したらドアが開くかも!しかしこれもまた絶妙に微妙な場所にあって外せないのです。おまけにゾンビが襲ってきちゃった。

 

 

マルチェッロがエレベーターの天井部分から降りてきますが、噛まれてました…。

「ゾンビ化する前に殺してくれ」とお約束なお願いをされます。

当然の流れで吐血してゾンビ化、射殺…。

 

 

もういややーーーとなってると嫁から電話。

軍に助けてもらった、軍が制圧に動いてるの!と情報を得ます。

マルチェッロの御遺体を踏み台にして(エエッポーン)挟まってる異物を外し、ようやく開いたドアから出ていくクラウディオ。

 

 

外は血の海。

死屍累々。

知人も皆、死んでいます。なむなむ…。

 

 

ローマの街は壊滅状態。

襲ってきたゾンビが狙撃されたことで「どこかに軍関係者がいる」と悟ったクラウディオは、大きく手を降って「生存者アピール」をするのでした…。

 

 

      おしまい

 

――――――――――――――――――

 

 

 

ずーーーーっとエレベーターの中に閉じ込められたまま話が進むゾンビ映画。

自分も外に出られないけどゾンビも中には入れないので、

蚊帳の外。

それで100分ですよ、100分!

着眼点はとても良いの。

主人公のキャラもも「エリートなのにクズ」「意外とメンタル弱い」のに、崩れそうで崩れない…。

でもそんなにワクドキハラハラするほど面白くもない…。

何この微妙感!

 

 

ラストで膝から下のないゾンビが這いずりながらやってくるのを容赦なくドタマ踏む潰して殺すのは良かった。

グロはまぁ大したことないです。

なんせあんま見えないので…。

 

 

 

で、欠点。

 

結構長い時間閉じ込められてるのに、トイレ問題は棚上げ。

主人公は、エレベーターの中にいる限りは安全。

血糊の量は多いけど、それだけ…。

ず~~~っと狭い場所でおっさんが一人で「ハワワワ」なので絵的にきつい部分が…。

おっさんが好みじゃない(重要)。

 

 

 

 

ラストで、「ワーイ、オレ生きてるヨー!」って言いながら撃たれたら面白かったのに。

…なんて思ったのは内緒です。

「THE END?」…?って何?

 

 

100分は長い。

これも76分くらいでちょうどいい作品だと思います。

しかし、ホラーテレサとしては、この着眼点がステキだったので堪忍したる。(上から)

 

 

なんだろう。

いい素材を見つけてるのに、素材の良さを料理してる人がわかってない…みたいな?

 

 

ゾンビ映画はすごく苦手、

だっていつ襲われるかわからなくてビクビクしちゃうもん!

そういう方には安心して観ていられる作品ですぞ!

なんせずっと安全圏なんだから。

 

 

これが数日経過して、生命維持の危機!ってなら、安全圏は牢獄に早変わり。

出るも地獄残るも地獄…さぁどうする?なんやけど、

せいぜい一泊二日程度だからなぁ。

ゾンビ体験ツアーみたいなもんやん(安全圏だしさー)。

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