虫は宇宙から、やってくるのね~♪
ムシムシがデーモン族のように生存しているよその星。
そこから、ある虫が隕石に乗って地球にやってきた。
虫・人類・襲ウ!
今こそジャパニーズ・殺虫剤の威力を!
Insectula!
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===登場人物===
●デル…ひげのオヤジ(おかしい)
●ケンプラー博士…生物学?昆虫学?医学?博士(おかしい)
●ミス・サックス…博士の美人助手(まともっぽい)
●ロボ…博士の忠実なしもべ…のようで実は
どっかの機構の捜査官デル。
愛しい女性は湖で泳いでたら、ナニモノかに襲われ行方不明に。
後日、彼女の首を子供が釣り上げ、見つかった頭部からは無数のうじゃうじゃしたムイムイが。
傷心のデルは、テレタビーズみたいな心象風景の中、湖に飛び込み入水自殺を図りますが、死にきれず岸に流れ着いてしまいます。
半ケツで。
湖で泳いでた女性がまたもや襲われました。
デルは捜査の過程でケンプラー博士の元を訪れ、虫についてのビデオを観せられます。
観てる途中で博士がどっか行っちゃったので、仕方なく続きを見てたら、いつの間にか博士の「一人コント」映像に。
もうこの映画、どうなってるの?
博士は、なんとなく湖にいる謎生命体のことを知ってるっぽいんだけど…。
実は博士、謎生命体の卵を見つけて自分のラボで孵化させとったん。
DNA的には、蚊なんです。ハエハエカカカの蚊なんです。
他の星から来た蚊は、血に反応し人を襲うんやで。
デルはデルで、勢いで呼んじゃった商売系の姉妹二人とウッフキャハハしてましたが、「操を立てなあかん」と女性を追い返します。
ほな呼ぶなよ、最初っから
姉妹は帰り道に蚊に襲われ、妹は連れていまれました。
逃げ延びた姉の方は、博士の家に救援を求めてやってきます。
博士は警察に連絡したふりをして姉を連れ出し、蚊の巣へ。
巣は博士の自宅からむっちゃ近いところにあるねん。
連れ去られた妹は、巣と融合し巣の一部になっていました。
「殺してほしい」という妹、グダグダ言いながらも妹をぶん殴って半殺しにしておきながら「出来ない」という姉。
妹は結局やってきた蚊にKILLされちゃったやん。殴られ損。
姉もKILLられます。
ミス・サックスは博士の坑道に不穏な何かを察知。
自宅にあるラボに侵入します。
そこで蚊の幼虫を見つけデルに連絡。ミス・サックスってばデルの仲間でしたのよ。
しかし博士に見つかり、何故か下着姿にハイヒールという出で立ちで縛り上げられちゃいます。
博士は腹心の部下であるロボに「見張っとけや」と指示。
助けに来たデルはロボに見つかり失神させられちゃいました。
クソの役にも立たねぇな、このひげオヤジは。
博士が出かけたのでミス・サックスは「お友達になりましょう、助けて」と色仕掛…懇願。
ロボは彼女を逃してくれます。
ロボに助けてもらえた、わーい。
でもロボは、彼女を逃したので博士に殺されちゃうんですよぅ。泣ける。
「時が来た!」とピカラットした博士、自分が育てた幼虫を蚊に差し出します。
「ナカマナカマー、かわいい子供ダヨー、さぁ2匹で繁殖するが良い!」
んがっ!
幼虫はあっさり殺され「なぜなのか?」な博士も殺されました。
博士は「このまま人類が増えていったらアカンねん。この宇宙蚊で人類を減らそうとしててん、それが人類のためやねん!」と告白しながらシボンヌ。
蚊は町に出て襲撃し始めます。
軍が駆使する武器による攻撃は、全く効果ナッスィン。
「核使おうぜ、核をよぅ」
側近に唆された大将が「よっしゃ」となったその時!
デルが爆弾を身体に巻き付け登場。蚊にパックンチョされ自爆。
内部から破壊された蚊はひとたまりもありません。
デルは、最後の最後に意地を見せたのでした。
そしてケプラー博士は。
首だけになって、大っ嫌いなライバルのラボで生かされてまーす。
屈辱ーーー。
おしまい
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観て1秒で「ポンカス!」「地雷!」とわかる素晴らしい造りです。
「秒で!」この言葉を体現している映画。
まず音楽がポンカス。
主人公がひげのおっさん。そのひげもちょび髭。
隕石堕ちてきてるのに、平気で泳いでる人。
シュールすぎる映像。
あれもこれもどれもそれも、皆全てが地雷への道。
グロはチープながらも、それなりにあります。
博士が最初にKILLられた人の頭部を解剖するのですが、いきなり目玉ぐりぐりして抉り出します。偽物感マンサイのグリグリ。
「その目ん玉ぐりぐり、必要なんか?」
思わず訊きたくなるグリグリ。
パッカーンと開いた頭部からムイムイが…キモいのがウニョウニョ。
なにより「ディープ・インセクト」というタイトルが。
あれ?なんかどっかで聞いたことある…「ディープ・インパクト」や!
インセクトが人類を襲ってギャーでわー!そういう怪獣系を想像したら駄目です。
おポンカスでおポンチな作品。
ブブブブブ…と飛ぶでかい宇宙から来た蚊が敵です。
ついでに言うなら、蚊の出番は少ないし、あんま…いやちっとも動きません。蚊ですから。
なのに、人類は翻弄されます。
翻弄される人類がアホなんちゃうん?という気がしないでもないのですが…そこは、大人のお約束ってことで。
しかしながら、あの映画のワンシーン・この映画のワンシーンを弄ったもの軽くぶっこんではるので、
「アッ…」
そう思ってしまったらもう駄目&負けです。
これ、映画をあんま観ていない人には「?」かもしれない。
マダムもそんな観てるわけじゃないから、わかったシーン以外にもいっぱいぶっこんできとるんやろうなぁと思うんですよね。
そこは皆様が観て「アッ…!」ってなってください。
でも観なくても、全く損はしません。
もっと人生を有意義に過ごす方法はいくらでもあるのですから。
ただ、なんというか。
こういうポンカス汁に塗れるのも、人生の楽園ちゃうかなーなんて…思うわけ無いわ。
ほんと絶対オススメはしません。
おすすめしないからねっ!
ま、どうしてもっていうんなら…観ても…良いかもよ。
「時間損した」言われても、
知らんがな!ですが。
見所は、ミス・サックスとロボの泣ける会話←マジ泣ける!
ミス・サックスの白衣コスプレ(にしか見えない)。
ミス・サックスの下着姿…。
そこそこグロくてそこそこ汚くてそこそこグチョグチョです。
そして大いにポンカスです!ポチ!!
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