標的を痛めつけるには、まず自分から!
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虐められてる子の前にお化けが現れて、
「協力したげるよ」
言いながら、いじめっ子をKILLって行きはる…。
リンカーンは高校生。
家にいるのは酒乱の父親、学校に行ったらスクールカースト上位者に虐められる。
プチッと切れたリンカーン。
いじめっ子の顔にフォークを突き立てるという反撃に出たら、更生施設に送られる羽目に。
そらそやわ!
その更生施設は、どう見ても怪しさぷいんぷいん。
「心の眼アカデミー」
名前からして怪しい。
教祖と、男性講師と、女性講師…この3人が若者のケアをしてるんだって
リンカーンと同じ様に矯正の為送られてきた男女。
同室になったのは、ハッカーのアイザック。
こいつは、そこそこエエやつなんやけど、施設を牛耳ってる施設カースト上位のウィリーが、リンカーンにちょっかい出してきやがる。
ウィリーの金魚の糞デレクも同じ様にいじめに加担。
悪いことばかりじゃないねん。
ものっそい美人のケイトリンに言い寄られ、アチチな関係に持ち込まれて浮かれちゃうよ。
ウィリーのいじめはエスカレート。
リンカーンが地下室で「あいつら死ねばいいのに」とぶつくさ言うてたら「オッケーGoogle」じゃなくて「オッケー了解っす!殺しませう」って声が聞こえてくるやん。
ウィリーはその後凄惨な遺体で発見されるん。
発見したのはケイトリン。
警察が施設の偉い人(アカデミーの主催者)と相談中。
「自殺多すぎ、これ以上は誤魔化せへんで」
リンカーンの前に血まみれの女の子が現れ「もう安心よー」
何が安心なん?誰なん、チミ?
壁に「呼ばれたから来たったわ、モイラ参上!」
でかでか書かれてる…。
金魚の糞・デレクがモイラと遭遇。
あっさりKILL。
モイラの攻撃は、自分を損傷することにより、相手にも同じ損傷を与えるというもの。
「同じ痛みを味わうんやで?まぁ、ウチはお化けやから死なへんけどな」
首をスパーーーっと切って、ブッシューと血しぶきを巻き散らかしながらデレク死亡。
リンカーンはアイザックと共に「モイラ」について調べると、
この施設でかつて虐められた挙げ句に自殺した女の子がいて、その子がモイラだと判明。
モイラがとんでもないことしよる=自分が呼び出したからや…と悩むリンカーン。
ケイトリンは「復讐してエエんやで?」と言ってくれるが、実は彼女、昔友人を虐め抜いて自殺に追いやったトラウマを抱えてはったんよ。
「今度は虐められる人の味方になろうとしましたん」
( ー`дー´)キリッ
リンカーンは、「裏切られた気分」とショックガボーン。
ケイトリンの元を立ち去っちゃった。
リンカーンはモイラに会いに行き、
自分のショックガボーン気分をモイラにぶつけはる。
リ「お前なんかクズじゃ」
モ「ひ…ひどい!それだけは言わないでよぅ」
泣きながら立ち去るモイラ。
こっそりそれを見ていたケイトリンは、リンカーンがどっかに行った後、モイラを呼び出し、シンクロ。
「もう庇いきれねぇ」警察に言われた教祖。
警官は言うだけ言うたら暢気にパトカー走らせて帰っていくけど、途中で首から血を吹き出してシボンヌ。
モイラがやりおった。
モイラは次々に殺戮っていきよる。
教祖はモイラを殴りつけるが、モイラの傷はそのまま呪詛の相手に移動するので自分がポテチン。
男性講師も狙われ、リンカーンとアイザックに助けを求めるもののシボンヌ。
わけが分からぬままに講師を助けたアイザックもシボンヌ。
関係ない子も巻き込まれて、
シボンヌシボンヌシボンヌ。
激昴したケイトリンが「消えろ!」とモイラを怒鳴りつけるけれど、
「一旦消えていたウチを呼び戻したのはあんたやねんで?」と切り替えされムグググ…。
女性講師はモイラに銃口を向ける。
モイラが言う。
「あんたたちが私を殺した。地下に逃げ込んで自傷してることだけが救いだったのに(泣ける)。あんたらは…いや、あんたはあの二人をけしかけてた!あんたが一番憎い」
うっせぇわーーーースドーーーーン!
女性講師が銃をぶっ放したら自分に帰ってくるの法則。
リンカーンとケイトリンは二人でモイラと戦うことに。
攻撃が帰ってくるなら、自分の身体を傷つけたらいいじゃない!
パンがなければお菓子をの論理(違う)。
リンカーンは自らガソリンをかぶって火をつけファイヤー。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」苦しむモイラ。
モイラを道連れに黄泉の国へと旅立ったリンカーン。
残されたケイトリンはただ号泣するのみ。
ある高校のトイレ。
虐められている女の子が泣いている。
「もうこれで安心よ」ささやき声と共に、一滴の血が…。
おしまい
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こんなに「話せば分かる気がする」なおばけちゃんは初めてでおます。
自分の身体を傷つけて相手を呪う、ドM系なんだかドS系なんだかわからないモイラ。
理路整然と「自分が何故殺されたか、どうやって殺されたか、何故化けて出るのか」を話すモイラ。
お互い腹を割って話し合えば、多大なる犠牲者を出さずに済むかもしれぬ…という儚い希望。
「ウチの、身体を使った攻撃や!」
なんとなく淫猥で桃色なセリフですが、よく考えてみて?
対象物が「腰痛持ち」「日常的にOPP」だと、モイラも「は…腹が、腰が…」となるんちゃうん?
よっしゃー!マダム呪われへんわ。フフフ。
実は、かったるいんです。話の進み具合が。
最初は「テンポ悪っ!」って思っちゃうかも。
ただねー、
出演してる嬢ちゃんたちがほぼ全員、キュートで可愛くて美人で太腿なので、
「うへへ」
っと観られます!
モイラはちょっとぽっちゃり系。
足太い。
閉じた世界に籠もりそうになるリンカーン。
閉じた世界の中で死んでいったモイラ。
閉じた世界の中に押し入ったケイトリン。
ひとりひとりは「悪い子」じゃないし、むしろ「あんたの気持ち、おばちゃんにはわかるで?」なんだけど。
3人が同じ場所に居合わせたのが不幸だった。
諸悪の根源は、教祖達3人組。
今回の事件の誘引因子は、ウィリー。
さて、もう一本同じタイトルの映画があるんですが。
こちら。
これはもう、マダムの中では「胸糞No1]
ムナクソ~~ムナクソ~~ナンバァーワ~~~♪
ですよ!
(中には青春の傷みを痛烈に描いた傑作…って人もいらっしゃるので、人それぞれかにゃ~)
カミソリで、シュキャッ!ズブゥゥゥ!スッパァァァ!なので、
そういうの(痛いの)が苦手な人は気をつけて。
血しぶきも飛び散るので、
苦手な人は気をつけて。
ジャンルとしては「リベンジ・ホラー」
我が身を犠牲にして相手を痛めつける。
すごい執念を感じるよね…ポチ
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