ロズウェル…POV…お察し!
エンカウンター 地球外侵略者 [DVD]
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エンカウンター=出会いとか遭遇とかそういう意味。
宇宙人なんか信じねー!な人が、
宇宙人に誘拐されたって人と遭遇。
あ、こんなお姉さんは全く出てこないです。
強いて言えばこういう系統のBBAが出るだけ。
クリスは「宇宙人は信じません」派。
「宇宙人なんかおらへん」というドキュメンタリーのために、相棒のブレントと一緒に、
ビルと言うおっさんが主催する「宇宙人を信じてる」派の集会に潜り込みはった。
そこで出会ったのが、7年周期でUFOに誘拐されていると言うエミリー。
お前はセミか!
7の倍数で誘拐されます~~か!
催眠療法とかちゃんと受けて、UFOに逃げるんや無うてきちんと自分のトラウマと向き合おうや、と説教たれるクリス。
クリスは「記憶を書き換えて、実際には無かったことをあったことにしちゃうZE症候群」のせいでUFOに捕まったとかいうとんねん、こいつらは…と思ってはる。
「ちゃんと現実見ろやヴォケ!」
実はクリスのオトンが夫婦喧嘩の果に女房に出て行かれたのを「宇宙人に誘拐されたんや」言うてたんです。
「愛想つかして逃げられただけやないかい」
「なんぼでも不思議現象の説明つくし」
クリスはオトンへの反抗心から「宇宙人なんかおらん説」に傾倒してはるん。
しかしエミリーは、とっくの昔に催眠療法なんか受けてはった。
エミリーが言うには、
「28回目の誕生日…4回目の誘拐の日が迫ってる。なんで誘拐されるのかその理由が知りたいねん」
クリスとブレントが夜道を走ってたら、何かを車で轢いたっぽい。
血痕を辿っていくと、カメラに変なものが写り込んではった。
それはUFO集会にいた女性が持ってた彫像にクリソツ。
エミリーの首筋には何かの痕があり、それは記憶を失わせる機械をピタッチしたせいで残った痕らしい。
そう言えばそういうのも、土産物屋?いやげものや?そういう系の店にあった気がする。
何でもありな町ロズウェル!
夜中にその店に侵入して、記憶喪失マシーン(らしきもの)を盗み出すことに成功するクリスたち。
なんでそういう思考に至ったのかは謎でございます。
逃走中の自分たちを車内カメラが撮ってはる。
その映像を観てたら、何時間も微動だにせずストップかかってる自分たちが映ってるやん。
全く記憶にございません~~~。
クリスはエミリーに「実はワイも7歳のときにオカンが行方不明になってんけど、その時の記憶がおぼろげなんよ…」と打ち明けはる。
プエブロの遺跡に行き、ジョンという祈祷師のおっちゃんに守ってもらうことにするエミリー。
もちろんクリスもブレントも一緒にいくよ。
しかしジョンたちの祈りも虚しく、
「宇宙人は来はるぇ」
って言われてしもうた。
しょぼぼんな帰路。
エミリーもクリスもブレントも(ブレント完全に巻き込まれた形)宇宙人ぽいのに拉致られた。
彼らの前に現れたのは、宇宙人の会の主催者・ビル!
「宇宙人で町興しするねん。
ロズウェル言うたらエイリアンやん?
そのためにも皆さんには宇宙人に誘拐されたってことにしてもらわんと困るねん。
幻覚剤を打って、記憶が曖昧になるようにしといたるさかいな」
なんやそれぇぇぇぇ
クリスが暴れたので注射がわやになっちゃった。
新しい注射器を取りに行く(用意しとけよ!注射器の使いまわしする気やったんかい)ビルの隙をついて脱出した3人。
「待てぇぇェェェ」
「待つもんですか~~~」
崖の上に追い詰められる3人。下はあの遺跡。逃げ道がない!
…そこへ、UFOがデーハーに現れちゃった!
ビル呆然…呆然としすぎて、阿呆になってはる。
( ゚д゚)ポカーン状態。
エミリーが連れて行かれる!
思わずエミリーにしがみついたクリス。
二人はUFOの中に連れて行かれちゃったん。
UFOの中で宇宙人に遭遇するエミリーとクリス。
宇宙人が言うには、
「人間の辛い記憶を消しちゃったら、ラッキーハッピーに生きていけるんちゃうかなー、未来も変わるんちゃうかなーと思って実験してました。
(*ノω・*)テヘ」
「クリスたんも7歳の時に、あんたとあんたのオカンを一緒に誘拐してあんたの記憶を失くして帰したったんやけど…今どんな気持ち?」
何度目かの、なんじゃそりゃーーーー!
で、クリスのオカンはその後どうなったんか教えてほしい。
教えてほし…えええええっ、追い返されたぁ!
二人は地球に戻され、ハワワワワワワーえらいこっちゃ!となってるブラントや、
宇宙人はホンマにおったんやーハレホレーとなってるビルの前で熱いチュウを交わしはる。
オカンは?ねぇ、オカンは?
そして二人は結婚。
娘が誕生し、
7歳の誕生日を迎えてました…。
7歳…娘…7年周期…。
……なんもないんかい!
おしまい
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画像もありません。
ゴメンナサイ。
という映画と紛らわしいタイトルですが、どっちもポンカスには違いないので、
どちらがより自分の好みにかろうじて近いかどうか?ってくらい…。
まぁ一番いいのは、どちらも観ないでもっと有意義なことに時間を使うことです。
身も蓋もねぇぇェェェ!
ロズウェルって言えば宇宙人やんかいさ!というくらい宇宙人に馴染みの深い土地。
海外の人が「ジャパニーズに来たらキョウトに行くしかないネ?」と思ってるのと同じように、
宇宙人さんにとってロズウェルって伏見稲荷的ポジションなのか?(違いますからね)
宇宙人に否定的な主人公が、「宇宙人に誘拐された人は、自分の記憶を書き換えてた」という作品を作ろうとして、実は自分もUFOに誘拐されてたっていう事実を知ってしまっちゃったわー。
マジやべぇ。
扱いようによっては面白くなりそうなんですのに。
色々脚本がアレなので、もったいないな~と思う部分もあり。
もう少し時系列をまとめて、動機づけとかをきちんと描いていけば、良かったんじゃないかしら。
あ、でも宇宙船が稲光とともにやってくるシーンはかなり良いです!
ここだけ観てたら、ゴイスー。
宇宙人が「敵」あるいは「悪役」ではなくて。
「辛い記憶を消したったら、幸せになれるかもデスヨ!」
それ、余計なお世話なんちゃうん?
マダムの「ああああああ」な記憶(穴があったら入りたい系の)を消してほしい気もしますが、そういう過去があるから今のマダムがあるわけで。
人は経験値を積んで…それが辛い記憶でも…成長していくもんじゃん?
(成長すること無く、同じ場所にずっととどまって「怨~」な人は別にして)
そのきっかけを奪い取るのは、人類の成長にマイナスなのでは?
…と、かくの如く、
こんなポンカス映画にすら、慈愛の気持ちを向け、
一生懸命褒めどころを探るマダム!
御仏ですがな。
…実は、こういうポンカス、キライちゃうねん。
御仏シネマにも愛を!
無理かw
穴があったら入りたい記憶が、多分他の人より多いんじゃないかしらん?
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