アメリカン・サイコ(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

どんだけ自分が好きやねん!

 

 

 

超エリート(親のおかげ)で超イケメソで超ナルシストな男。

世間的には勝ち組。

でも彼の心は黒い闇に覆われていたん。

 

 

 

 

ヒャッハー!

オレ様、パトリック

今日もお肌の手入れは怠らないぜ。ビューティフル・スキン・キープ・メン(なんやねんそれ)。

 

 

颯爽と出社!

秘書のジーンに的確な指示(主に外見的なもの)を出し、同じようなエリートどもと楽しく会話する。

 

 

イヴリンという婚約者がいながら、イヴリンの友人のコートニーとも関係を持つ。

イケてるオレ様には、女払い棒でシッシッ!ってしなくちゃいけないくらい女が寄ってくるのサ!

 

 

バツブルーうずまきキャンディうずまきキャンディうずまきキャンディうずまきキャンディうずまきキャンディうずまきキャンディうずまきキャンディうずまきキャンディうずまきキャンディうずまきキャンディバツブルー

 

 

ま、オレ様の裏の顔はだれも知らないけどね。

 

 

 

オレ様は、街で娼婦を引っ掛けて、オレ様の持つ知識を披露しながら、行為に及ぶんだ。

もちろんカメラで撮ることも忘れんよ。

鏡に映るオレ様、なんてイケてるんだろう。

我ながら惚れ惚れするわ。

(人´∀`).☆.。.:*・゚

 

 

ところで、オレ様の目先のライバルはポール・アレン

こいつ目の上のたんこぶ。

オレ様のセンス抜群の名刺より、ハイセンスなものを作りよる。

見る人(オレ様)が見たらわかるセンスのよさ。

憎そい。

…ので、殺すことにしたよ。

 

 

ドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロ

 

 

オレ様の裏の顔は殺人者。

今までも色々やらかしてるので、殺人そのものに嫌悪感はない。むしろ快楽。

ポールの部屋はオレ様の部屋より上等やんけ!

ムカつくわー。

よし、この部屋を、オレ様のKILLルームとして有効活用することにしよう。

 

 

ポールが行方不明になったので、探偵がやってきた。

オレ様は華麗に対応し、撃退。

ああ、オレ様、頭もいいから、そのへんのチンピラ探偵なんて屁でもねぇし。

 

 

オレ様の闇人格が、抑えきれなくなってきたンゴ。

「殺したい、ああ殺したい、殺したい」

 

 

この前遊んでやった娼婦をまた呼び出したった。

「あんたのせいで病院に通うことになったわ!」と言いながらも、金をちらつかせたらホイホイ言う事聞きよる。

ハッ、女なんてちょろいもんさ。

特に底辺の女なんてな。

 

 

キラキラ札束札束札束札束札束札束札束札束札束キラキラ

 

 

また、ダイターンスリーピーしてるうちにムラムラしてきて(殺意が)。

一人をヌッコロシングしたら、それを連れてきた娼婦に見られてて、娼婦のやつ生意気に逃げやがる。

逃げてる途中でオレ様がKILLった女たちを見つけやがった模様。

こいつぁ生かしちゃおけねぇな。

逃げたってダメさ、だってフマキラーだもん♪(年代物のCM…知ってる人、マダムのお仲間よ?)

 

 

 

階段を逃げ降りる娼婦。

チェンソーを持って追いかけるオレ様。

マッパで女を追いかけるオレ様、カッコE。

上からチェンソーを落としたら、ナイスにヒット。

娼婦死亡。

 

 

オレ様の闇人格が咆哮を上げてる。

にゃんこを殺しそうになったのを老婦人に見られ、KILL。

目につくやつは全部KILL。

KILLKILLKILL!

 

 

アカン、オレ様なんてことをしでかしたんや。

弁護士に全部打ち明けてしまおう。

 

 

翌朝、ポールの部屋に行ったら、部屋がリフォームされてる途中やんけ!

え?ドユコト?

「あんた関係者ちゃうならどっか行って」

不動産屋らしき女に怒られて追い出された。

 

 

ええっ?

死体とかは?

ええっ?

 

 

!?ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ!?

 

 

オレ様の弁護士に会うのに、普通にしとる。

「オレ様の打ち明け話聞いたんけ?」

「ちょー、お前、アレ全然おもろないわ~、ポール殺したて…ワイ、この前ポールと飯食うたがな」

信じとらへん!しかも、

オレ様の名前も間違えとる。

オレ様の顔を覚えてへんの?

 

 

友人(表面的だし)たちも相変わらず実の無い話で盛り上がっとるが、オレ様の名前を覚えとるやつおらへん。

オレ様が犯した罪は、全部なかったことになってるし。

何やこの無関心。

 

 

無関心駄目、絶対。

皆さん、もっと関心を持ちましょうよ。ネ?

関心持ってよぅ!

 

 

みんな自分のことだけなん?

みんなもっとオレ様のこと知ってたんちゃうん?

あの犯罪すらなかったことにされて。

オレ様の存在価値って…、

なんやったん?

 

 

 

その頃秘書のジーンは、パトリックの秘密のノートを見つけて、

「ぎゃーーー」

ってなってましたとさ。

 

 

      おしまい

 

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

 

 

 

 

オレ様カッコエエ臭がプインプインしてるです。

 

くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる

 

 

原作未読。

だけど、かなりアレな内容だというのは、

ピエール・ルメートルの小説で知りましたん。

ピエール・ルメートル、オススメ。

 

 

映画の方は、それなりにKILLはあるものの、そこまでグロさも何もないです。

ただ、パトリックという人間の性格がグロい。

どんだけ自信満々やねん…。

自信満々故に、その自信を破壊するやつは許さへん!のですね。

 

 

ところで、このKILL。

現実なのか、現実じゃないのか論争があるそうですね。

マダムはポールや娼婦は現実っぽいけど、

猫からの件は現実じゃない気がするんだけど…。

あそこまでの大事件が起きてたら、街そのものが機能しないくらい大騒ぎになってると思うんだよね。

 

 

タラーキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロタラー

 

 

バットマンで、苦悩するセクスィな男を演じる前のチャンベー。

このアメリカンサイコでも「オレって何なの?」と苦悩してる。

苦悩の質が違うけど。

そしてこっちは、

「お前どんだけ自分スキーやねん(アホ色に彩られてる)」

やけど。

 

 

女たちにうんちくを語りまくるところとか。

かなりうざい。

イマドキのジャパニーズギャルなら「うぜぇーー」って言いそう←そして即KILL。

じっと我慢して聞いてる娼婦さんたちはプロやで。

 

 

名刺バトゥは、なかなか面白かったですよ。

すごい有名なシーンらしいですね!

名刺って言えば『何者』の名刺シーンは「バカにされる要素」だったのに。

ニューヨークのエリートさんは、やっぱ違いはるわ~(棒)

 

 

乙女のトキメキてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろ乙女のトキメキ

 

 

もっとすごいグロを期待してたのに、

「え?これ笑っていいの?笑っていいの?プッ…クスクス…クククク、ウヒャヒャヒャ」ってなっちゃう映画。

大変面白かったです。

 

 

トム・クルーズと同じマンションとか、

意外とミーハーなんだなー。

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