フォービドゥン/呪縛館(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

古い屋敷に何かがおった(恒例)

 

 

由緒正しきボロ屋敷に越してきた一家。

そういう家はアカン!って、チミたちはいつになったら学ぶんだネ?

「藪をつついて蛇を出す」を地で行く作品。

 

 

 

クソ田舎の屋敷、ブラッカー邸に引っ越してきました。

デヴィッド(夫)…ヒモ

ディナ(妻)…建築家

ルーカス(息子)

ブラッカー判事…出たがりの幽霊さん

 

 

 

ブラッカーって言われたら、ブロッカー軍団マシーンブラスターとか銀河旋風ブライガーとか思い出してる自分がいて怖いわ。

はい、今回一番怖いポイントはここです!

 

タラー滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗タラー

 

 

 

寄り道してたら着いたのが夜中。雨。引越し業者はダンボール放り出したまんまで帰っとる。

日本の引越し業者じゃ考えられないで!

 

 

ディナは赤ん坊のキャサリンを亡くしたのが、心の傷になってるん。

田舎に引きこもって精神の安定を図ろうやんってスンポーよ。

屋敷はボロボロやけど、建築家の私の力で修理していくもん!

 

 

引っ越してきたら即ルーカスが誰かと話してる。

お化けと交流?と思いきや、ネッコと交流。ネッコはラスカルという名をつけられ、飼ってもらえることに。

「ラスカルがな、ボクを守ったる言うてくれてる」

 

 

乙女のトキメキ乙女のトキメキ猫しっぽ猫からだ猫あたま猫しっぽ猫からだ猫あたま乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

 

町に行くと「あの」屋敷に越してきた人と有名人扱い。

親切なおばちゃんが、屋敷ボロボロやろうから知り合いの職人さんに行ってもらおか?言うてくれるのを。

「アタシ建築家ですから!」とけんもほろろに断るディナ。

 

 

ある夜、ディナは、ルーカスの手が血まみれになり、自分の下半身もまた血に濡れている夢をみてしまいはる。

憂鬱。

 

 

誰も居ないはずの屋根裏の小部屋に明かりが点いたり。

間取り図には載っていない部屋があったり。

開かずのドアを見つけたり。

ブラッカー判事がボワーンと立ってたり。

気になる~~~。

 

 

偶然、開かず(開けたらアカン)の扉の鍵を見つけ、その部屋の中に入るディナ←典型的なバカ

急に扉が閉まって、ぎゃーーー!

 

 

!?ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン!?

 

 

「旦那ーー、開けてェェェ!閉じ込められた、旦那って!旦那来いやゴルァーー」

ドアが開いたので逃げ出したら、旦那と息子がふつーに生活。

ディナの叫び声も聞こえてないし、全然時間も経ってなかった。

部屋の中で少なくとも一晩明かしたはずなのに。

 

 

 

修理にやってきたベン・フィリップス・Jr

ディナは「ちょいと待ちな!ここはアタイのシマだぜよ、勝手に弄くられちゃ困るねぇ」

旦那がさくっと頼んじゃったので、手伝わせることになっちゃった。

 

 

デヴィッドが出張で家を留守にしはる。

出張と偽って、ディナの主治医に色々相談しに行ってたんやけどね。

 

 

ディナはジュディスという老婦人から、屋根裏部屋の秘密を教えられはった。

「あの屋根裏部屋はねぇ、失望の部屋…言うたんよ。昔は障害やらなんやらを持って生まれてきた子は秘密にされて一生閉じ込められて暮らして行きはったん。中には死んでお化けになった子供もいるらしいんよ。裕福な家庭ほど、そう言う隠し事しはるんぇ」

 

 

ルーカスは屋敷の中で女の子に出会う。

ラスカルは女の子になついてるみたいや。

でも、気がついたら女の子・ローラは消えてはった。

 

 

ディナは庭にいるルーカスが黒い犬に襲われかけてるところを目撃。

慌てて駆けつけるとルーカスは無事でしたがラスカルが引きちぎられて死んではった。

 

 

偶然割れた鏡の下から、肖像画を発見したディナ。

「キモいわーーー」と燃やしてしまいはる。

ついでにベンに、裏庭にある墓を調べて欲しいとお願い。

 

 

デヴィッドは医者から「嫁はんに今必要なんは、ズバリ友人」と言われパーティをすることに。

来たんは友人夫婦一組…。泣ける…。

そんな、来客者が気を使うパーリーでメンヘラ砲をぶっ放すディナ。

 

 

「これ以上幸せなふりなんて出来ねぇェェェ!

私なんかの娘に生まれたくなかったから、死んだんや」

テーブルの上の料理をひっくり返したり、喚いたり。

「建築事務所を立ち上げたのに、上手く行ってへんわーー」

お客さん、「知らんがな…」状態…。

 

 

ガーンゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリガーン

 

 

その頃ベンは、墓を掘り返した挙句何故か首吊り自殺。

完全な巻き込まれ事案ですZO!

 

 

焼いたはずの肖像画が舞い戻ってきてる。

 

 

失望の部屋には、顔半分に大きな瘤のある異貌を持った女の子・ローラが閉じ込められてます。

「呪いを断ち切らねば」とおっしゃるブラッカー判事。

そして娘に手をかけ…と言う過去を強制的に見せられた後。

ブラッカー判事の黒犬がディナに襲いかかり、ディナは反撃。

判事が息子を殺す言うたんで、こっちもトンカチでドタマかち割ったった…ところがそこには誰もおらず、息子が怯えてるだけで…。

 

 

ディナは赤ん坊と添い寝してて、自分もうたた寝し、キャサリンを下敷きにしてしまい窒息死させちゃったんだなー。

その心の闇に、屋敷がつけこんできよった。

 

 

都会に戻ることにする家族。

失望の部屋の扉はもう取り外し開け放たれた状態。

ディナが車越しに振り返ると、屋敷の中に判事が立っとった…。

 

 

     おしまい

 

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何が言いたいのかが全くわからぬ、豪快すっとぼけ映画であった。

 

 

!!びっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり!!

 

 

失望の部屋に閉じ込められ殺されたローラの霊が、あの部屋に残ってたのか?

娘を手にかけてしまった判事が無限地獄に陥って、来る人を祟ってたのか。

 

 

結局、呪いや祟りやお化けの主軸がさっぱりわからんので、

メンヘラのオカンの妄想、怖いなーって話でOK?

 

 

 

イメージシーンで下半身血まみれやから、てっきり流産かなんかしたのかと思ったら、添い寝してて死んじゃった…って、血みどろ関係ないやん!

 

 

!ドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロドクロ!

 

 

特にわからないのが、

ディナは「ウチが建築家として家族を支えてる大黒柱です!」言い切ってるんな?

旦那は自分で「ヒモです」言うてるんさ。

ところがディナの建築事務所は、全然上手く行ってない…開店休業状態。

旦那が家でなんか仕事してはったんやろうなぁ。

 

 

旦那は料理もうまいし、子育てにも協力的だし、ディナを責めないし。

むっちゃよく出来た旦那さんなのに、ディナはすげー高圧的な態度やねん。

イラァ!ってくるでムキー

なのに、「ウチは世界一可哀想な嫁はんや」思うとる。

 

 

娘が亡くなったから、息子までこの屋敷の怨霊にあの世に連れて行かれたらたまったもんちゃう!っていう気持ちはわかるんやけど。

パーリーでの大暴れは、何故突然そこで大暴れ?ってくらい唐突過ぎて、イミフでした。

 

 

殺されたローラが、ラストで家から走って出て行くのは、父親の呪縛から逃れて成仏できたってことなんじゃろうか?

ラスカルは、身を挺してルーカスを守ってくれたけど、ラスカルとローラの関係は何やってん?

廃墟に住んでた野良猫が、ローラの魂と仲良くなったのか?

 

 

もう何もかも尻切れトンボでわからんのじゃ。

 

 

自分の娘が不細工やったから失望の部屋に閉じ込めてヌッコロシングしたオトン。

しかしオトンは、そのせいで怨霊になりました。

引っ越してきたディナが、精神的に脆弱でだったので、同調したった。

オメーも自分の息子を殺す「負の連鎖」の仲間入りじゃー。

 

 

 

そういう話と解釈。

 

 

ちなみに帰省中の息子ガーンと観たのですが。

照れ「これな、むっちゃ人気作品で、やっと借りられてん!」

ガーン「評価ごっつ低いで?」

照れ「他人様の評価なんか当てになるかい!」

 

 

………

 

ガーン「ごめん、意味わからん…」

照れ「オカンも…」

 

 

他人様の評価、当てになりました。

他人様のご意見も参考にしよう!

教訓!!

 

 

呪縛館って副題がそもそも…アレですやん?

あんな大きなお屋敷を大人二人で管理って、そもそも無理があるやん!

見どころ、ケイト・ベッキンセールがケーキをぶん投げて大暴れ!

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