吸血鬼~、ゾンビ~、エイリアン~。
フリークス・シティ [DVD]
4,104円
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人間とゾンビと吸血鬼が共存してる社会。
吸血鬼が一番偉いんじゃヴォケ!
ゾンビは無能やから労働しとけヴォケェ!
そんな町にエイリアンがやってきたからさぁ大変。
世の中は格差社会なのです。
吸血鬼やゾンビが通うハイスクールにも、カーストはりますん。
人間のダグは、美女のローレライに夢中。
ダグのかつての友人だったネッドは、今じゃすっかりカースト最下位。先生にまで虐められてる始末。
ネッドのお兄ちゃんがイケイケカースト上位なので、ネッドは大層生き辛い思いを抱えてます。
人間のペトラはエリート吸血鬼・ミランにヴァンパイアパーティに誘われ、ヒャッハー。
ところが、ミランは真剣に付き合う気なんてサラサラ無く、甘い言葉でペトラに噛みつき吸血鬼にしてしまったのでした。
人間としての人生終了!
ネッドは生きていくのに疲れ、心優しいゾンビの少女と仲良くなります。
「ゾンビってどんな気分?」
「基本、脳食って、おいしい」
ネッドは齧ってもらってゾンビになりました。
人間としての人生終了!
それぞれが苦悩しながらも人生を送っていると、
エイリアンが宇宙船でやって来よったがな。
号外も出るよ!
人間「エイリアンがやってきた」
吸血鬼「エイリアンは人間の仕業だ」
ゾンビ「脳みそ」
人間・吸血鬼・ゾンビが入り乱れての大混乱が始まります。
混乱に乗じて、ペトラはローレライをヴァンパイアにしてしもたったわ!
ザマァ!
エイリアンが触手を伸ばして皆さんを捕獲して行きはるぇ!
ダグ・ペトラ・ネッドの3人は、難を逃れます。
ダグ「なんて…」
ペトラ「こと…」
ネッド「脳みそ」
かつて仲良しだったネッドとダグ。
今は友人とはとても言えない関係。
ヲタクで運動神経もなかったネッドは少年野球でも馬鹿にされてましたが、ある日ネッドの真上に打球が飛んでくるラッキーフライ落下点チャンスが来たじゃないのよさ!!
そのチャンスをネッドの兄がを突き飛ばして奪い取るという暴挙。
せっかくみんなに認めてもらえる機会だったのに…。
ダグはその時ネッドに声をかけるべきだったと後悔してますが、
ネッドはもうゾンビなので気にしてないよ~~。
そんなネッドがエイリアンに襲われた。
…のに、戻ってきたぞ。
ネッドは飲み込まれた時に色んな情報をゲット。
町の人達は一箇所に集められて生きている。
エイリアンがこの町に来た目的は、人口食物リブレット(テトラフルオキシパンンク)を入手するため!
リブレットを作っているリックの工場に行きますがけんもほろろ。
でも、ペトラは血液パックを頂きちゅ~ちゅ~。
「こうなったら町の人の力を借りるんだ!」
みなさんが集められてる場所にわざと飲み込まれて送られる作戦決行だよぅ。
町の人が捕獲されてる場所では、人間VS吸血鬼VSゾンビが、大変不仲。
「そんなことで争ってる場合ちゃうやんけ!
みんなで協力して街を救うんやで!」
皆さん基本馬鹿なので、すぐその気になりはる。
捕獲場所から脱出してリックの工場に押しかけると、エイリアンもやってきました。
工場にやってきたエイリアンは、テトラなんちゃらをゲットすると、清らかに光り輝く惑星大使になりよります。
そして偉そうに人間に説教たれくさりけつかりますじゃございませんか。
皆さん「なんかむかつくわー」と思ったので惑星大使にブーイング。
すると温厚であるべき惑星大使が怒りやがりまして攻撃してきやがったので、敵が苦手にしてるアンモニアをかけてちっこくしてやったぜ!
一方イケメソ吸血鬼ミランは、血液を供給してピチピチツヤツヤなペトラから血を奪おうとし、彼女を襲います。
ペトラを助けに入ったダグですが、人間が吸血鬼に勝てるわけもなく、一瞬でポテチン。
嗚呼、ペトラ危機一髪!
その時奇跡が起こった。
満月の光が部屋に差し込んだ!
う…う…ガルルルルル!
ダグは狼男でしたーーーーー!
「ウチの息子が、目覚めたわ!」喜ぶ両親。
ミランはダグにふっとばされ、飛ばされた先にあった棒で身体を貫かれシボンヌ。
エイリアンは宇宙船に逃げ「お前らなんか死ね」と小型核融合爆弾を落としていきよります。
その落下点にいたネッド。
あの試合の時は捕球できなかったけれど、
「ネッドー!取れぇぇぇぇぇぇ!」
ナイスキャッチ。そのタマをピッチャーダグが宇宙船に向けて投げます。
宇宙船の中にドストラーーーイク!
宇宙人「ちょ、なにこれ」ドカーーーーーン。
ダグはペトラと恋人同士になり、
ネッドもお兄ちゃんもゾンビになったし、彼女(ゾンビ)もできたし。
めでたしめでたし!
おしまい
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前半戦は、ほんとつまんなくって。
あ~~~寝るわ、これ寝るパターンやわ…と思いながら観ておりましたら、中盤辺りから面白くなってきて。
ネッドの捕球シーンでは不覚にもホロホロとなってしまいましたよ。
アホやのに。
シモネタはかなりきついので(う●こネタ)、そういうのが嫌いな方は遠慮した方がいいと思うよ。
つか、避難させてもらうための合言葉が「う●こもらした」って。
ダグ、君、どんだけう●こおもらしンゴなのさ!
一応、ゾンビやヴァンパイアの基本条項には従ってます。
太陽に当たったら身体がやけどするとか。
ゾンビにムシャムシャ食われてる人が「うわ~~~~ん、死ねない~~~」「オレもうだめ…ガクリ」「はっ!やっぱり生きてるやんけーーー」繰り返し…天丼ギャグでちょっと笑ってしまった。
負けた感!!
吸血鬼は高慢で攻撃力も高い…ので、人間をバカにしてるし、ゾンビのことなんて鼻も引っ掛けない。
ゾンビは脳みそのことしか考えてないので、扱いやすいけど、隙あらば襲ってきよる。
ペトラがローレライを襲うシーンは、ぐるりとひっくり返った眼が真っ黒になり、いきなりガブブブー!
このシーンはかっこよかった
ペトラはミランとエッティする気でパーティに行ったのに、血を吸われて吸血鬼にされて。
ローレライはミランに誘われたのに、普通のエッティに持ち込まれた。
なぜならローレライは美人でスタイルもいいから。
ペトラは餌としてしか見てもらえなかったわけです。
そら腹立つわさ!
ペトラもネッドも、学校の中では「いじっても良い子」扱いされてて。
ダグも近い場所にいるから、自分はいじられキャラになりたくない一心でネッドとも距離を置く。
なかなか深いやん。
う●こ満載やけど。
まさか、ダグが狼男だとは思わなかったよ。
両親が言う「ある日いきなり大きくなるから云々…」ってシモネタかと思うやんか!
力技でエンディングに持っていきました。
ハッピーエンドです。
三段オチに使われるゾンビ「脳みそ」。
ホラーのカテに入れられてるけど全然怖くないよ。
シモネタ注意報だよ…。
食事中に見たらアカンやつポチ
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