エリザベス 神なき遺伝子 | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 

赤ちゃんは、クローン!

 

 

こんにちは赤ちゃん、

あなたはクローンよ~♪

ところが世間は、結構批判的。

 

 

 

今、まさに今、帝王切開で生まれた赤ちゃんがおったのよ、奥様!

 

 

生まれてすぐなのに、検査されまくってて、

額にポッチ(ララァのアレみたいなやつ)を埋められてるじゃない。

虐待よ、虐待ザマス―!

 

ギザギザプンプンプンプンプンプンプンプンプンプンギザギザ

 

 

 

この赤ちゃん、

エリザベスはクローン人間で、

生みの親はヴィクター・リード博士。

 

 

秘密裏なはずなのに世間に公表されそうになり、

とりあえずちょっとだけ公開することにしとくね。

 

 

額のポッチはフォトショップで消しとけ。

 

 

 

 

ヴィクター博士は、嫁クレアとの間に二人の娘を授かってましたが、

家族そっちのけの仕事人間。

24時間戦えますか。

 

グー真顔真顔真顔真顔真顔グー

 

 

 

そしてヴィクター博士の使用人夫婦であるメアリーとリチャードには、

末期がん?のイーサンと言う子供がおり、

博士が彼の主治医。

 

 

このイーサンが、泣く・喚く・暴れるの三位一体攻撃をかけて来るのよ。

メアリーはもう「限界ッス!」

 

タラーえーんえーんえーんえーんえーんタラー

 

 

エリザベスのことが発表されたら、

世間は「クローン人間を許せるかどうか」で大紛糾。

 


 

 

博士は研究所(病院)から、エリザベスを自宅に連れ帰り、

こっそり実験を続ける気でいましたが、

助手の嬢ちゃんがリーク。

 

 

 

博士の家の周囲には「クローン反対派」が押し寄せて、

ザ・ガードマンが家を護るくらいの大騒ぎ。

 

パー注意注意注意注意注意注意パー

 

 

一方イーサンはどんどん凶暴化。

言葉も通じないし、野獣です。

そして悲劇が。

 

 

イーサンは実はクローンの失敗作だったのです。

生まれ落ちた瞬間に「ハイ失敗」と分かる…そんな子でした。

 

 

失敗したイーサンはガンに侵され余命わずかでしたが、

「安楽死」させられなかったヴィクターがメアリーたちに預けたの。

最低やな、こいつ。

 

 

 

イーサンは余命僅かな割には元気(凶暴)で、

成長があまりにも速いため負荷が身体にかかり歪な体型になってます。

もちろん思考力もありません。

 

 

育ての親をぬっころして、彼らの家から逃げ出します。

 

ドクロランニングランニングランニングランニングランニングランニングドクロ

 

 

 

お屋敷にやってきたイーサンは、常駐してたスタッフを襲い、

クレアたちにも襲いかかりそうになりますが、

クレアと娘達は部屋に逃げ込み、なんとか助かります。

 

 

イーサンはエリザベスを抱っこ。

「クローン同志でシンパシー?」と思ったのもつかの間、

エリザベスを投げ捨てよる!

 

!?ポーンポーンポーンポーンポーン!?

 

 

 

赤ちゃんは当然、衝撃に耐えかねて死亡。

 

ふんわりウイングふんわり風船星ふんわりウイングふんわり風船星ふんわりウイングふんわり風船星ふんわりウイングふんわり風船星

 

 

ムガァァァァァ!っとなった博士は、

猫なで声でイーサンを呼び、イーサンがやってくるとすかさず毒物を注射。

イーサン死亡。

 

 

 

家の外では反対派の皆様方が「クローンなんか人間ちゃうわ―」「魂の無いモノやー」と騒いでやがりますので、博士が小さな亡骸となったエリザベスを抱えて出ていくのですが。

集まった皆さんの中の過激なやつに銃で撃たれて死亡~。

 

銃チーンチーンチーンチーンチーンチーン銃

 

 

博士はメッセージを残してはりました。

 

 

「エリザベスは、品種改良した強化人間やから、

知力も免疫力も人類を遥かに超えてるですよ?

病気もなくなりますよ?

そういう現実を受け止める時代が来てるんです!」

 

 

知らんがな!

みんながそう思って。

        おしまい

 

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

 

 

 

エリザベスが、ちゃちゃっと成長して、

人類を脅かす!

 

雷ニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリ雷

 

 

…そんな展開もなく。

 

 

脅かされてるのは、扱いにくいクローン失敗を押しつけられた使用人夫婦だけという…。

貧乏籤!!!

 

 

多分…多分よ?

人とは何か?

魂の器とは何か?

人が神の力を持つことは是か非か?

などなど、いろんな問題を内包させようとしたんでしょうが。

 

 

 

イーサン(クローン)、これ…アカン子やん。

 

 

成長速度が異常(=老化も速い)のに、精神的成長は遅延気味。

凶暴性を持ち知的レベルも感情も、あまり持ち合わせておりません…なクローンっ子の忌まわしさをコレでもかと描かれると。

 

 

エリザベスが、

どんなに優れた新人類だと博士が熱弁を振るおうが。

 

キラキラデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレキラキラ

 

 

 

「ほれみっぃ、失敗したらこういうのになりますがな」

なーんて思っちゃうよね?

 

ギザギザぼけーぼけーぼけーぼけーぼけーぼけーギザギザ

 

 

 

同じクローンのエリザベスを躊躇なくポイ捨てすることから、

仲間意識みたいなんもないわけで。

 

 

結局博士は何がしたかったんだよぅ?

そんな疑問がぐるぐる。

 

くるくるえーんえーんえーんえーんえーんえーんくるくる

 

 

 

実は姉妹も、クローン技術をちょっと使って作った子供でした!的なオチも期待してたのに、あれは普通に生まれてきた子なのね。

 

 

最後は反対派に射殺される博士。

 

 

単なる赤子であるエリザベス(あまりにも非力すぎる)が、

未来の種子になるのです!言われても…。

種子瞬殺やん!

 

 

 

あれか?

成長したら無敵なGでも、

Gベビのときはあっさり退治できるようなものか!

(違う)

 

 

一言で言うと「淡々」。

淡々以外に何を言えと?

…と言いたくなるくらい「淡々」

 

 

低予算なので、博士の家に「クローン反対じゃヴォケェ!」と押しかける人も、大挙して押しかけるんじゃないのが、

「映画作るのも、結局銭ですわ」

が伝わってきて物悲しいニョ。

 

 

あ、田舎だから人がいないのね。

そうなのよ、きっとそう…。

 

キラキラ滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗キラキラ

 

 

 

エリザベスちゃんの、全く何もしない(出来ない)、

無能っぷりに、

涙を捻り出しましょう。

無理にでも!

 

 

全然ホラーでも何でもない、

かと言ってSFでもない、

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