どうも忙しそうなので(息子と遊ぶのに←ヲイ)、
今年はもう発表しちゃいます。
6月丸々読書メーターに記入してなかったのでそこは飛ばして。
注意!!!
マダムはイヤミスが好き
マダムの「面白い」は人が不快になる要素も含まれている。
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1位:チェインドッグ/櫛木理宇
2位:ナイルパーチの女子会/柚木麻子
3位:自画像/朝比奈あすか
4位:あの家に暮らす4人の女/三浦しをん
4位:機龍警察シリーズ/月村了衛
6位:嗤う淑女/中山七里
7位:不自由な絆/朝比奈あすか
8位:贖い/五十嵐貴久
9位:ナオミとカナコ/奥田秀郎
10位:その女アレックス/ピエール・ルメートル
次点:五十坂家の百年/斉木香津
新人賞:ぼぎわんが来る/澤村伊智
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朝比奈あすかさん、二作品入賞~~~!
1位のチェインドッグは、
人の心の不確かさと、それを操るシリアルキラーのおぞましい作品。
櫛木理宇さんの本領発揮。
この作者さん、すごいドツボなんですよ。
2位は黒柚木の面目躍如。
ボッチ系こじらせ女子の厄介さ。
「友達百人できるかな」主義の人に是非突き付けてやりたい。
3位と10位は、
奇しくも同じようなテーマ(動機)でありながら、
あくまでハードなバイオレンス・アレックスと、
温めにやり返す女子の比較が面白い。
温めのほうが、いや~な気分になります。
4位、安定の三浦しをんちゃん。
天才的な語彙チョイス能力。仕込まれた小ネタ。
細雪を下敷きにしている…と言いながら、カッパのミイラやカラスが大活躍。
ナンノコッチャ判らん!予想もつかん!と思う方は、ぜひともご一読を。
同率4位機龍警察。
それぞれの思いが交錯し、それぞれの過去が交錯する。
「子供が兵器を駆って戦場に出る悲劇、
兵士になれない女の子たちが辿る過酷な運命」
同じ作家さんの「土漠の花」も、カッコ良すぎててクラクラ。
6位9位は、悪女の物語。
ナオミとカナコは、応援したくなるハラハラ。
嗤う淑女は、そこまで殺るのかというハラハラ。
7位、女同士って…メンドクセーーー!!!
ボッチでええじゃん。
多分殿方には絶対わからない世界。
そして母親繋がりを体験したことのない人にもわからない世界。
8位は、ラストの怒涛の展開で10位以内に入ってきました。
親なら…同じような体験をした親ならば、
彼の気持ちがわかるはず。
次点は、ハズレ無し作家の斉木香津さん。
なんとも不可思議な、ミステリ。
新人賞はダントツで。
「ぼぎわん」が、マイブームになりました。
朝比奈さん、グイグイ来てますよ。
脳内年齢低い系女子の、甘々恋話ばっか書いてる作家さんにも、
このイヤンさを見習って欲しいです。
人生、キレイ事ばっかじゃねーんだよ!!
というわけで、
マダムの小説ベスト、
本年はここまで。
読書感想はなかなか書けませんが、
イヤンな話が好きですにゃ!
ポチッと宜しくです。
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